
先日終了したフィリピンでの初CT(チャンピオンシップツアー)イベントとなった「フィリピンズプロ」。
台風が距離を置いた位置から直撃することなく、スウェルのみを届けてくれたので最高に見応えのあるコンディションで開催となりました。
ただ、同イベントのウイメンズのセミファイナルにて、カリッサ・ムーアとケイトリン・シマーズの対戦でインターフェアが発生して物議を醸しました。
カリッサは最後の最後でインターフェアを取られた事で、リードしていたものの逆転負けを喫することになったので。
今回の記事は、カリッサ・ムーアのインターフェアに関する他のプロサーファーの意見などと言ったニュースをお届けします。
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カリッサがケイティに犯したインターフェアについて
このインターフェアが発生したのはヒート終盤でのこと。
当時のシチュエーションはカリッサがプライオリティを持っていて、セットが入ったのでカリッサより奥から波に向けてパドルするケイティをブロックするかのようにパドル。
早い段階でケイティはパドルを止め、カリッサも最後まで波を追うのではなくケイティがパドルを止めるとすぐにパドルをストップ。
おそらく早い段階でパドルを止めたので、カリッサ本人はブロックしたとカウントされず、プライオリティを失っていないと思ったのでしょう。
そしてセットの2本目が入った時に、再びブロック戦略のようにケイティの手前でパドルして両者ともにテイクオフ。
そして結果的に、カリッサがインターフェアを犯したと判定が下り、ハイエストスコアが無効になりヒート敗退に終わりました。
同ヒートを見返して見ると分かりますが、両者が2本目の波に乗るモーションに入ってから、画面のプライオリティ表示がケイティに移行しています。
つまりは、パドルをスタートした段階ではプライオリティのコールが下されていなかったとも見えます。
1本目と2本目のセット間は15秒ほどなので、しょうがないとも言えるのですが。
カリッサのインターフェアについて他のプロサーファーの見解
基本的には、カリッサが1本目でブロックしたからプライオリティがシフトし、2本目はインターフェアと考えているサーファーがほとんどです。
元CTサーファーのセイジ・エリクソンなんかも同様のコメントを残していますし。
個人的に最もしっくりきたコメントはフリーサーファーのブレット・バーリーによるもので以下の通り。
もしも気軽なホームでのサーフィン中だと仮定して話すね。
ケイティの立場だったとして、カリッサのように誰かが僕の目の前でパドルして、僕が行くのを止めて相手も止め、結局二人とも波に乗れなかったら、その相手は次に波に乗る順番を失ったって考える。
だから、次の波が入ったら相手が奥にいようが100%僕は乗るね。
2本共に相手に譲るなんてありえない。
カリッサの立場だったら、僕より奥から波に乗ろうとしている友達がいるのにそんなことをしてしまったら、僕が1本目で邪魔をしたから次の波は100%友達に譲るだろうね。
1本目でパドルしてブロックしたのに、2本目でも同じことができるなんてフリーサーフィンでもコンテストでもあり得ないこと。
だからこそ、プライオリティのコールは極めて明白だったと思う。
コールのタイミングの問題はあったものの、コール自体は公平だったし、ジャッジのいないラインナップであれば誰でもそのように対応するんだし。
カリッササイドの反応について
カリッサは上記のSNS投稿をしていて、「全く受け入れられない。サーフィンにおいてこれほどフラストレーションを感じたのは久しぶり」と記しています。
ただし、ネガティブなコメントはしたくないとのことで、具体的にどの点に関してフラストレーションを感じているのか言及はしていません。
カリッササイドの意見としては、カリッサの妹のケイラもコメントを残していて、WSLに求めている事は「ログを見せろ」と言う点。
どうゆう事かと言うと、CTサーファーは海に入っているとスコアが聞こえづらかったり、プライオリティのシフトに気付きにくいです。
そこで近年ではアップルウォッチを装着するようになっているので、2本目の波が入って来る前にプライオリティがシフトしたと言うメッセージを受信していたのか記録を見せて欲しいということです。
つまり、パドルを開始する前にコールが下されていなければ、プライオリティはカリッサのままだからインターフェアは無効との主張です。
まとめ
コンペの世界が長いカリッサなので、個人的にはカリッサが憤りを感じているのは非常に不思議な印象を受けます。
具体的にカリッサがどのような認識を持ち、プライオリティがシフトしていないと思っていたのかをサーフファンは知りたいと言うのが本音でしょう。





