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Photo: Surfing Australia

サーフィンが初めてオリンピック競技となる2020年東京五輪開催まで、残り2年と迫ってきました。

そこでオーストラリアでは、オリンピック強化指定選手を決めるべく、事前トレーニング合宿が1月23~25日の3日間に渡って開催。

今回の記事は、サーフィン大国であるオーストラリアにおいて事前合宿に招待されたサーファーなどといったニュースをお届けします。


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昨年までは、メンズで言えばワールドツアーにおけるサーファー数の国別ランキングでトップだったオーストラリア(今年2018年はブラジルがトップとなりましたが)。

そのため、これ以上ないというほどのタレント揃いとあり、強化指定選手を決めるのも簡単ではないですよね。

強化指定選手の発表は2018年3月初旬に発表されるとのことですが、今回の合宿に参加したサーファーは以下の通り。

OLYMPIC READINESS CAMP JANUARY 23-25TH 2018 - INVITEES

1. Owen Wright
2. Matt Wilkinson
3. Julian Wilson
4. Adrian Buchan
5. Stuart Kennedy
6. Tyler Wright
7. Stephanie Gilmore
8. Sally Fitzgibbons
9. Nikki van Dijk
10. Connor O'Leary
11. Ryan Callinan
12. Ethan Ewing
13. Wade Carmichael
14. Reef Heazlewood
15. Mikey Wright
16. Cooper Chapman

ほぼCTサーファーが名前を連ね、ウイメンズは2人の複数回ワールドチャンピオンを含むという信じられないほど豪華な面子がそろっています。

今回のキャンプには3×ワールドチャンピオンのミック・ファニングも姿を見せ、以下のコメントを寄せています。

どんな形になるにせよ、間違いなくオリンピック会場には行くよ。コーチであろうが、サーフィンファンと言う立場であろうがね。それだけ、サーフィンにとって大きなイベントなんだから。

ちなみに、3月初旬に決定となるオリンピック強化指定選手の選定に携わるのは、7×ワールドチャンピオンのレイン・ビーチリー、4×ワールドチャンピオンのマーク・リチャーズ、ミック・ファニングなど。

サーフィンがオリンピック競技に決まった際には大いに海外でもニュースとなりましたが、その後は少しトーンダウンしていた東京五輪関連の話題。

しかし、コンテスト界におけるトップサーファーにとってはビッグイベントであることは変わらないので、注目を集めていることをミックのコメントから再確認させられました。

日本にトップサーファーが集結する機会と言えば、確か2005年にクイックシルバープロが千葉で開催された時が最後だったと思います。

なので、10年以上振りにトップサーファーが日本へとやって来るということで、最高潮に盛り上がるイベントになると確信していますし、非常に楽しみですね。

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参照記事:「Surfing Australia Completes Historic Olympic Readiness Camp