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Photo by Aaron Hughes/World Surf League

現地時間2024年6月7日(エルサルバドル)、ライトのポイントブレイクのプンタロカをメイン会場としたCT(チャンピオンシップツアー)第7戦「Surf City El Salvador Pro」が開催。

イベント2日目となった本日は、メンズのラウンド2~3が開催されました。

今回の記事は、エルサルバドルプロのイベントレポート、動画、今後の波予報といったイベント情報をお届けします。


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イベントレポート

メンズのみ開催となり、ウイメンズと同じくクオーターファイナル手前まで進行することになった本日。

これで男女共に次回開催はクオーターからとなるので、イベント最終日として終えることができる段階を迎えました。

まずはローカルワイルドカードとして出場しているブライアン・ペレスが、ラウンド2でイタロ・フェレイラを破る番狂わせを起こすことに。

ファーストエクスチェンジで両者ともに6.50をマークし、その後はシーソーゲームとなったもののヒート中盤、ブライアンが深いボトムターンなどレールゲームで見せてから締めにビッグストレートエアで8.83をマーク。

このハイスコアが決め手となり、会場を沸かせる波乱を巻き起こしました。

ただ、残念ながらラウンド3ではジョンジョン・フローレンスに敗退となっています。

本日の話題となったのはグリフィン・コラピントに課せられたインターフェアコール。

ラウンド3でのジョアン・チアンカとのヒートでの事で、同コールを取られたのはヒート開始直後のどちらもプライオリティを持っていないシチュエーション。

ピークに近いジョアンが波に乗る素振りを見せる中、グリフィンも同じ波に向かって行くことでジョアンをブロックして波に乗らせなかったと判断されてのインターフェアです。

下記に添付したSNS投稿の2枚目にドローン映像があり、その動画が最も分かりやすいです。

ただ、このインターフェアについてはコメント欄を見ると間違った判断との声も多数あります。

その理由となるのが、「スコアポテンシャル」だったのかどうかという点。

要するにジョアンはあれだけディープなポジションにいたのだから、グリフィンがいてもいなくても波に乗れなかったのではないかと見られるためです。

ここ最近、コンテストでのインターフェアに関してはスコアポテンシャルの話題が上がるようになってきて、プライオリティがあれば何をしても良いという方向性からの変化が見られます。

コメンテーターでさえもインターフェアが起きた際には、スコアポテンシャルと言及するほどなので。

そろそろルール自体を見直す必要がある時が来ているのかもしれません。

個人的に最も印象的だったのはヤゴ・ドラがラウンド3でメイクしたほぼマックツイスト。

「ほぼ」と言っているのは横回転が少し足りなかったためです。

マックツイストとはバックサイドで縦360度横540度にローテートさせるバリエーションで、世界初メイクしたのはアルビー・レイヤー。

ヤゴもウェイブプールで過去にメイクしている様子をSNSで投稿していましたが、まさかコンテストでメイクと言うのが衝撃的でした。

おそらくコンテストシーンでのメイクは初だと思いますが、スコアは8.17とのコールでかなり低い印象を受けました。

ガブリエル・メディナがコンテスト初となるバックフリップをメイクした時はパーフェクト10が付きましたので。

コンテストではビッグネームが革新的な事をすると予想以上の評価となるものの、ビッグネーム以外だとアンダースコアになりがちなイメージがあります。

コメンテーターから「マックツイスト」と言う言葉が出ないほど理解が追い付いていませんでしたし。

ヒート結果

ハイライト動画

波予報

残すはイベント最終日のみとなっていて、コンディションが良さそうな予報となっているのは明日8日と明後日9日で似たり寄ったりな予報です。

つまり、明日のファーストコールで良さそうならばイベントはオンになると思います。

まとめ

エルサルバドルと日本の時差は15時間で、日本の方が15時間進んでいます。

現地時間の明日6月8日午前6時15分のファーストコールは、日本時間は6月8日午後9時15分となります。

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公式サイト「Surf City El Salvador Pro

2024年エルサルバドルプロの過去記事