オーストラリアが誇る5×ワールドチャンプのステファニー”ステフ”ギルモア(24歳)。2007年にツアー入りを果たし、ツアー生活7年の中で5回もワールドタイトルを獲得しています。ツアー入り前から実力はお墨付きで、まだ学生であった2005年のロキシープロ、2006年のビーチリー・クラシックにワイルドカードで出場し、優勝を飾っています。
ステフもカリッサ同様、若い頃からサーフィンのレベルがずば抜けていたので、男子のコンテストに参加していたようです。女子のコンテストでは面白みがなかったのかもしれませんね。サーフィンの環境にも恵まれていて、クーランガッタという場所柄、先輩にはミック・ファニングやパーコといったサーファーがいて、直接彼らのサーフィンを見ながら育ったのも大きいですね。
ステフのサーフィンは、ウイメンズでは完璧と言ってもいいのではないでしょうか。ターン一つとってみても、派手なスプレーを飛ばしながらも全く体はぶれず、スムーズに次なるマニューバへ繋げていきますから。普段通りのサーフィンをして、波運に見放されない限りは、今後もワールドタイトル数を伸ばしていくと思います。ちなみに、ウイメンズの最多ワールドタイトル数は、レイン・ビーチリーの7回。果たして、ステフが記録を塗り替えるのかどうかも楽しみですね。
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