サーファーにとってはまだまだ未知なるサーフエリアのアフリカ大陸。北部のモロッコや南部の南アフリカといった一部の国は、すでにサーファーに知られています。しかし、サハラ砂漠以南の黒人が暮らすブラックアフリカは、内戦などによる不安定な情勢や未発達な道路網により、アクセスが困難なのが現実ではないでしょうか。

そんなブラックアフリカのシエラレオネ共和国で、今年9月にアフリカ大陸のプロやアマチュアサーファーを集めたサーフコンテストが開催されます。シエラレオネ共和国とは、西アフリカに位置します。

西アフリカと言えば、蚊を媒体にするマラリアが流行っていたりと、なかなか観光で訪れることもないかと思います。たまに、ハードコアなバックパッカーが入国するようですが・・・。ちなみに、同サーフコンテストは2015年にガーナで2回目が開催予定となっています。

今回の動画は、シエラレオネ共和国のローカルサーファーのサーフシーンを映し出したものとなります。サーフィンが始まったのは2003年と若く、ローカルのカヌーを60センチほどに切り落とし、ボディボードのようにして遊び始めたようです。印象的なのが、「海に入っているだけで幸せで、お腹が空くのも忘れちゃう」というコメントです。サーファーの思考は世界共通ですね。


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