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Photo: WSL / KEOKI SAGUIBO

サーフシーンにおいてロックスターのようなインパクトを放っていたブルース・アイアンズ「Bruce Irons」(44歳)。

兄で3×ワールドチャンピオンのアンディ・アイアンズと共にフリーサーフィンやコンテストと大活躍していました。

アンディ亡き後はメンタルヘルスの浮き沈みでシーンから姿を消したり復帰したりを繰り返していて、現在は施設で療養しているとのこと。

今回の記事は、ブルース・アイアンズが現在の様子を自ら語った療養中の施設のSNS投稿をお届けします。


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ブルースの兄であるアンディが亡くなった理由は、アメリカで社会問題になっているオピオイドの多量摂取。

オピオイドは違法薬物ではなく医師による処方薬と言う点が、患者にとっては免罪符になっているように感じます。

そしてアンディ他界後のブルースは心にぽっかりと穴が開いてしまい、何年も後沙汰がなかったかと思えば復帰したりと、安定しない様子は明白でした。

そして現在はと言うと、メキシコにあるイボガインを使ったサイケデリック療法の施設で療養しているそうです。

イボガインとは西アフリカで生育している低木で、根皮のエキスには幻覚作用が含まれているそうで、地元では儀式などで使用されているとか。

南米アマゾンでシャーマンによる儀式で使用されるアヤワスカに似たような感じではないでしょうか。

幻覚作用があると言うことで、イボガインもアヤワスカも国によっては違法成分に分類され、イボガインはアメリカでは違法と言う事でメキシコの施設にいるそうです。

動画では再びパイプマスターズやエディイベントに出場したいと意欲を見せているブルース。

ブルースがサーフする姿を見るだけで嬉しくなるファンは多いと思うので、現状を乗り越えて復帰する姿を楽しみにしたいところです。