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Photo: ISA

近年では以前に増して存在が認められるようになってきたトランスジェンダー。

今までは単純に男女と分けられていたものの、トランスジェンダーが加わることにより難しい判断を迫られることになるのがスポーツ界。

男女では筋肉量が違ったりと、そもそものパワーが異なるためであり、ISA(国際サーフィン連盟)がトランスジェンダーサーファーに関するポリシーを発表しました。

今回の記事は、ISAが発表したトランスジェンダーに関するポリシーのニュースをお届けします。


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まずは軽くおさらいとしてISAについてですが、ISAはIOC(国際オリンピック委員会)の承認団体であり、サーフィンをオリンピック競技にした団体。

サーフィン団体の最高峰と言うとWSL(ワールドサーフリーグ)のイメージが強いですが、WSLはワールドツアーなどを運営している団体となります。

アメリカなどではプロサーファーとしてのキャリアスタートは、CT(チャンピオンシップツアー)サーファーになってからと話すサーファーが少なくないです。

そのため、WSLはプロ、ISAはアマチュアとの認識が強く、オリンピック以前はCTサーファーはWSLの規定によりISAイベントに出場できませんでした。

オリンピック絡みでISAとWSLが手を組むようになってから、特例でCTサーファーもISAイベントに出場しなければならなくなったのですが。

さて、ここから話を戻してISAが発表したトランスジェンダーに関するポリシーは以下の通りとなります。

男性として生まれ、アイデンティティが女性と自認しているトランスジェンダーサーファーがウイメンズ関連のイベントに参加する条件は次の通り。

1. 過去12か月間に渡りずっとテストステロン(男性ホルモン)が5nmol/Lであること

2. ISAの執行委員会および/または医療委員会が設定した要件を満たしていること

どうやらキーポイントとなるのはテストステロンの分泌量となり、Mount Sinaiによると男性の平均値は10~35nmol/L、女性の平均値は0.5/2.4nmol/Lとのこと。

さて、テストステロンが低下すると筋肉量の減少に直結するので、男性として生まれ女性として生きるトランスジェンダーであればメンズのトップレベルに達するのは難しいことでしょう。

トップレベルに達しないと言うことは、もしかしたらすでにサーフアスリートとして存在している可能性は否定できないことになります。

なにはともあれ、ポリシーを作る側にとっては何が正解かが分からず大変でしょうが(ポリシーは毎年見直すとのこと)、絶えず変化していく状況は興味深くも感じます。

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