オーストラリアの現地2月19日、バートン・トヨタ・プロのラウンド2の残り全ヒート、そしてハンター・ポーツ・ウイメンズ・クラシックのラウンド3のヒート8まで消化されたサーフェスト・オーストラリア。公式サイトによる波のサイズは3フィートと、前日よりもサイズを落としましたが、ウイメンズはトップシードも登場して雨天の中でもヒートアップしてきました。
ウイメンズで注目は、今回のイベントに参加しているワールドツアーサーファーの中で最もランキングが高いNo.1トップシードで5×ワールドチャンプのステファニー・ギルモア。「久しぶりのコンテストだし、WQSではあまりアグレッシブになれないの」とインタビューでは答えながらも、一本目のライドから8.5、そしてバックアップスコアとして7.83を叩き出し、余裕で勝ち上がりました。絶好調だったのは、9.73と9.4で男女合わせてのハイエストスコアを出したマリア・マニュエル。ウイメンズではあまり目にすることのないフィンアウトのアクションを入れ、思わずコメンテーターは「What? What?」と連呼していました。
メンズで注目を浴びたのは、デーン・レイノルズと先日のオーストラリアン・オープン・オブ・サーフィンで優勝したばかりのアドリアーノ・デ・スーザ。気紛れなデーンは、あっさりとファーストヒートで敗退となりました。しばらくはオーストラリアに滞在するとの事で、フリーサーフィンでの凄まじい動画が近いうちにアップされると思いますので、そちらに期待しましょう。
アドリアーノは、しっかりとトップ通過で勝ち上がりました。本人は「コンディションがコンディションだから、誰が勝ってもおかしくないヒートだった」と口にしていますが、そんなコンディションであっても確実に勝利を手にするところはさすがです。また、2008年に行われた同イベントで優勝していて「ニューカッスルは大好きだし、このイベントが楽しみだったんだ」と言っているので、十分に気合が入っていて、優勝候補である事は間違いないでしょう。
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