現地時間5月27日(フィジー)、2014年度ASPウイメンズワールドツアー第五戦フィジー・ウイメンズ・プロのラウンド1~2が開催されました。会場のクラウドブレイクは、公式サイトによる波のサイズは4フィート。あまりバレルになるコンディションではなかったものの、ヒート前半はクリーンコンディションで、最大セットは頭半ほどの波に恵まれました。
イベント序盤の本日は、ビッグウェイブを得意とするココ・ホーの敗退以外、ランキング上位陣は無難にラウンドアップを果たしました。サイズとパワーのある波だけに、普段通りのライディングができるサーファーと、波のパワーをコントロールできず、ターンがしっかりできないサーファーに分かれ、スキルの差が出たとも言えます。
リーフブレイクであるため、本日は負傷者が出ました。犠牲となったのはツアールーキーのニッキ・ヴァン・ダイクで、ラウンド1でワイプアウトの際、リーフに顔、胸、腕をヒットし、コンテストの辞退を余儀なくされました。
ハードブレイクでのウイメンズの開催となった今回、従来の会場よりはリスクの恐れは高くなります。しかし、イベント開催前のインタビューを見ると、多くのサーファーは、ウイメンズにとっては厳しい試練になるのは分かっているけど、今後のレベルアップを考えると必要と答えていました。
明日は、さらなるサイズアップが予想されているクラウドブレイク。メンズイベントでも頻繁に登場するレストランでの開催も、噂されています。レストランの波は、高速バレルのレフト。果たして開催されるのかどうか、楽しみなところです。
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