今週前半、急遽飛び込んできたケリー・スレーターに関するニュース。12度目のワールドタイトルを賭けたワールドツアーイベント最終戦を1か月後に控えたケリーが、テイラー・スティール監督の新プロジェクトの撮影のため、8~10フィートのクラウドブレイク(フィジー)でサーフしていた際に足を負傷したという内容でした。
豪サーフィン・ワールド誌のインスタグラムでは「ケリーはパイプマスターズに出場できない可能性が出てきた」と報じられ、その情報はSNSで拡散されることに。すると、当の本人であるケリーは「その噂を聞いたけど、パイプマスターズに出場しないっていうのは嘘。足は痛いけどね」と返信しました。とは言うものの、果たして医師の診断はどうだったのか?
足の負傷後、カリフォルニアへと戻ったケリーは、現地時間火曜日に病院へと向かい、左足指の第二趾と第三趾が骨折していると診断されました。医師によると、全治3~4週間ほどとのことで、パイプマスターズには間に合いそうな模様です。
ケリー本人は、上記写真をインスタグラムにアップして負傷時の状況を説明しています。「バレルに入っている時、フォームボールの影響でボードが反転して、その時に足指が思いっきり引っ張られたんだ。第二趾が第三趾の上に乗るようにグニャっとしてたからヤバいなって思った。リハビリに数週間かかるけど、パイプマスターズには間に合うはず」との事です。
パイプマスターズでは、過去7回の優勝という最多記録をマークしているケリー。それだけに、ケリーが出場しないとなると、がっかりするファンも多いのではないでしょうか。そのため、かなり驚かされた今回のニュース。しかし、本人のコメントを見る限り、パイプマスターズまでには完治していそうなので、一安心と言えますね。