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記事トップのキャプチャ画像は3×ワールドチャンピオンであるミック・ファニング「Mick Fanning」(37歳)によるライディング。

何も珍しいものではないのですが、驚きなのはソフトボード(スポンジボード)でのライディングなのです。

今回の動画は、ミック・ファニングによるMFソフトボードでのフリーサーフィン映像をお届けします。


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MFソフトボードの「MF」とはもちろんミック・ファニングの頭文字で、世界的に流行しているソフトボードのブランドです。

近年におけるソフトボードの流れは通常のショートボードに近いパフォーマンス性能追求にあります。

ソフトボード(正式名:ソフトトップボード)はその名の通り、トップとなる表面が柔らかいボードなので安全性が高く、サーフスクールでは定番のボード。

その反面、ボードのレスポンスといったパフォーマンス性能がトレードオフとなっていたので、安全性が高く、なおかつパフォーマンス性能を向上させることがポイントとなっていました。

その分野に参入してきたのがミック。ミックがソフトボードに参入したきっかけは下記リンク記事でも触れていたのでチェックして見て下さい。

さて、そんなミックが今回の動画で乗っているモデルは、「Little Marley(リトルマーレー)」と「DHD TWIN(DHDツイン)」。

Photo: MF SOFTBOARDS
Photo: MF SOFTBOARDS

リトルマーレーは、小波のポケットにもフィットする短いレールラインを採用し、パワーレスなビーチブレイクに強い5フィンプラグ仕様モデルのようです。

ちなみに、リトルマーレーとはスナッパーロックスの隣のセクションと言うかサーフスポット名なので、ホームブレイクから取ったモデル名でしょう。

Photo: MF SOFTBOARDS
Photo: MF SOFTBOARDS

DHDツインはその名の通り、ミックのボードシェイパーであるDHDとの合作で波が小さくなりがちな夏場のコンディションで存分に楽しめるモデル。

ツインという名前でありながらセンターフィンのプラグがあるのですが、ツイン仕様だと1~4フィート、センターにスタビライザーを装着すると最大6フィートまで使えるとのこと。

論より証拠ということで、ミックによるソフトボードでのライディングをチェックして下さい。

ソフトボードの進化に驚かされると共に、安全面も考えたら普段使いはソフトボードで良いかもと考えさせられてしまいます。

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ミック・ファニングの過去記事