現地時間1月29日(ハワイ)、2015年度QS3,000「ボルコム・パイプ・プロ」がウェイティングピリオド初日からスタートとなり、ラウンド2ヒート4まで開催されました。波のサイズは、8~10フィートのエピックコンディション。
他のQSイベントとは少し毛色の異なる同イベント。通常であれば、ワールドツアー入りするためにポイントを稼ぐ場がQSなのですが、同イベントはパイプラインをこよなく愛するサーファーが集まります。
そのため、グレードの低いQSイベントでありながら、ローカルハワイアンを始め、昨年の同イベント優勝者であるケリー・スレーターやジョンジョン・フローレンスといった豪華な顔ぶれが登場します。
ただし、QSイベントなのでQSポイントがなければ参加できません。しかし、QSポイントがなくても、パイプラインを愛し、ギャラリーを沸かせるパフォーマンスを見せるサーファーはいます。そこで、ボルコムはワイルドカードを与えるべくスペシャルヒートを敢行。そのヒートに登場したのが、ブルース・アイアンズやマクア・ロスマンといった8名のサーファー。
このスペシャルヒートは通常と異なり、40分のヒート時間で一本のハイエストスコアを競うフォーマット(通常は二本のハイエストスコアの合計で競う)。そして、ワイルドカードを獲得したのは、9ポイントを叩き出したブルースとなり、本日のイベントの話題をさらいました。
過去にはパイプマスターに輝いた経験もあるブルース。しかし、2014年度パイプマスターズの招待制トライアルには招待されず、パイプマスターズは、今は亡き兄アンディ・アイアンズの名前まで付けられたコンテストであるにもかかわらず、参加すらできない悔しい思いを味わいました。そのため、今回のイベントでトップ16に入れば、2015年度パイプマスターズのトライアル出場権を獲得できるとあり、気合が入っています。
ケリーやジョンジョンといったトップシードが登場するのは、ラウンド3からとなります。これからさらに盛り上がってくるので、下記リンク先からライブや各ヒート結果をチェックして見て下さい。ハワイでの開催なので、現地時間の午前8時スタートならば、日本時間では午前3時のスタートとなります。
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