2015年2月28日からウェイティングピリオドのスタートするWCTメンズイベント初戦「クイックシルバー・プロ・ゴールドコースト」。ゴールドコースト(オーストラリア)のスナッパーロックスで開催される同イベントに先駆け、南のシドニー近辺ではQS6,000イベントが2つ開催され、WCTサーファーの多くがウォーミングアップも兼ねて参加しています。
そんな中、11×ワールドチャンプのケリー・スレーターの動向がニュースとなりました。QS6,000イベント「オーストラリアン・オープン」が最終日を迎えたバレンタインデーの週末、ケリーが行っていたのはゴルフだったとのこと。
実はケリー、各界の著名人とプロゴルファーがチームとなって行われるチャリティイベント「2015 AT&T Pebble Beach National Pro-Am」に参加していたのです。
同イベントでは、今回の映像のよう、17番ホールでチップインを決めて注目を集めたケリー。ちなみに、最終結果は4位となり、奇しくも2014年シーズンのワールドランクと同じ結果となったそうです。
ケリーは以前、サーフィンのコーチは自分には必要ないと笑いながら答えていたことがあります。その理由は、ケリー本人よりもサーフィンの上手いコーチがいないため。
確かに、世界トップレベルのサーファーであるケリー。さらには、世界で誰もメイクしていなかったエアリバース540を映像に残したりと、進化は止まりません。
今回の映像は、あくまでもチャリティイベント参加なので、トレーニングというのはジョークです。ただ、コンテストに向けたトレーニングは、やはりメンタルに関するものが主軸になるのかと思います。実力は十分にあり、後はいかにベストなパフォーマンスを限られた時間内で見せるのか。とても深い世界ですね。
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