WSL体制として初年度を迎えた2014/2015年シーズンのBWT(ビッグウェイブツアー)。北半球で3イベント、南半球で3イベントの計6イベントの開催予定であったものの、なかなか規定サイズのスウェルが届かず、開催されたのは2イベント。その結果、チャンピオンに輝いたのはマクアカイ・ロスマンとなりました。
2014/2015年シーズンのBWTワールドチャンピオン:マクアカイ・ロスマン
開催できたイベント数が少なかったこともあり、イベント会場の入れ替えを行うことになった今シーズン。スケジュールは以下の通りとなります。
南半球
・クイックシルバー・セレモニアル(Quiksilver Ceremonial)
会場:プンタ・デ・ロボス(チリ)
ウェイティングピリオド:2015年4月15日~2015年8月31日
・ビラボン・ピコ・アルト(Billabong Pico Alto)
会場:ピコ・アルト(ペルー)
ウェイティングピリオド:2015年5月15日~2015年8月31日
・プエルト・エスコンディード・チャレンジ(Puerto Escondido Challenge)
会場:プエルト・エスコンディード(メキシコ)
ウェイティングピリオド:2015年5月15日~2015年8月31日
北半球
・オレゴン・チャレンジ(Oregon Challenge)
会場:リンカーンシティ(米国オレゴン州)
ウェイティングピリオド:2015年10月15日~2016年2月28日
・プンタ・ガレア・チャレンジ(Punta Galea Challenge)
会場:プンタ・ガレア(スペイン)
ウェイティングピリオド:2015年10月15日~2016年2月28日
・ピアヒ・チャレンジ(Pea'hi Challenge)
会場:ジョーズ(マウイ島)
ウェイティングピリオド:2015年10月15日~2016年2月28日
・トドス・サントス・チャレンジ(Todos Santos Challenge)
会場:トドス・サントス(メキシコ)
ウェイティングピリオド:2015年11月15日~2016年2月28日
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今シーズンは、できるだけ多くのイベントを開催したいとのことで、南半球シーズンのチリでのイベントだけ、ウェイティングピリオドが一ヶ月早く設定されています。
北半球のイベントは、昨年より一つイベント数が増え、メキシコでのイベントだけがウェイティングピリオドのスタートが一ヶ月遅れに設定されていますね。
基本的なイベントのルールとしましては、24名のビッグウェイブサーファーが出場する一日限りのコンテスト。25フィート以上のスウェルが予想され、イベントコミッショナーであるピーター・メルがグリーンアラート(日本での青信号)を発令すると、72時間後(3日後)にコンテストが開催される事となります。
昨シーズンは、マウイ島ジョーズでのピアヒ・チャレンジにグリーンアラートが発令されたにもかかわらず、発令後にキャンセルとなりました。つまり、簡単には開催することができないBWTイベント。
今シーズンは、一つでも多くのコンテストが開催されればいいですね。個人的には、今シーズンから新たに加わったプエルト・エスコンディードでのコンテストが楽しみです。
(追記:2015/9/17)
・トドス・サントス・チャレンジのウェイティングピリオドは、他イベントと同様、10月15日スタートに変更となったようです。