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Photo: WSL / ED SLOANE

現地時間2018年6月1日(インドネシア)、バリ島のクラマスをメイン会場としたCT第5戦「コロナ・バリ・プロテクテッド(Corona Bali Protected)」が開催。

本日はメンズとウイメンズの両方が開催となり、ウイメンズのラウンド3とメンズのラウンド4の計8ヒートが行われました。

今回の記事は、コロナバリのイベントレポート、動画、波予報などといったニュースをお届けします。


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ウイメンズ:コロナ・バリ・プロテクテッド(Corona Bali Protected)

ほぼシード順通りの結果となった3人ヒートとなるウイメンズのラウンド3。唯一の番狂わせは、僅差での敗退となった3×ワールドチャンピオンのカリッサ・ムーア。

カリッサのヒートでは、ほぼパーフェクト10と言える9.93をマークしたサリー・フィッツギボンズがスコアで群を抜き、2位争いとなったカリッサが0.17ポイント差でマリア・マニュエルに敗れました。

サリー・フィッツギボンズの9.93

カリッサ以外にラウンド3で3位となりイベント敗退となったのは、ココ・ホー、キーリー・アンドリュー、セイジ・エリクソン。

タイラー・ライトの7.50

ステファニー・ギルモアの6.50

レイキーピーターソンの7.70

本日の結果

今後のヒート表

メンズ:コロナ・バリ・プロテクテッド(Corona Bali Protected)

ウイメンズ終了後にスタートとなったメンズ。メンズもウイメンズ同様、本日は3人ヒート。

ここ数日のクラマスのコンディションでは、エアリアルなどのハイパフォーマンスに高いスコアが付きやすくなっているものの、オープニングラウンドで圧勝したのはパワーサーファーのミシェル・ボウレズ。

ロングバレルで9.00、強烈過ぎるターンの連続で8.00と本日のトータルハイエストスコアをマークしたミシェルが、他を寄せ付けないパフォーマンスを見せてくれました。

ミシェル・ボウレズの9.00

ヒート2では再びのマイキー劇場が。エアリアルも得意なマイキーですが、今回はすっぽ抜ける事もあるほど全力でレールを入れるパワーサーフィンで、ラストウェイブにはダメ押しとなるエクセレントレンジの8.20もスコアしての1位通過。

マイキーの活躍に関しては、すでに番狂わせとは言えない本物の実力と言えるのではないでしょうか。ワイルドカード出場なので、全ての対戦相手はトップシードなのですから。

マイキー・ライトの7.60

ヒート3はジョーディ・スミス、ジェレミー・フローレス、ガブリエル・メディナの対戦となり、各サーファーともに得意なスタイルで攻められるコンディションとあったので、どう転んでもおかしくないヒート。

終わってみれば3人共にミディアムスコアの接戦となり、僅差でガブリエルが3位敗退という結果となっています。

ジョーディ・スミスの6.43

ヒート4は、イタロ・フェレイラ、フィリペ・トレド、アドリアーノ・デ・スーザのブラジリアン対決。コンディション的にはエアリアルで劣るアドリアーノ不利といった状況。

結果的には、エクセレントレンジを2本揃えたイタロが圧勝で、2位争いは最後の最後であと一歩のところまで迫ったアドリアーノを交わしたフィリペに軍配が。

印象的だったのはイタロで、トップへのアプローチのタイミングが遅れながらも繋いでいくターンのコンビネーションがネクストレベルと感じました。

イタロ・フェレイラの8.40

ラウンド4で3位となって敗退したのは、ジェシー・メンデス、エイドリアン・バッカン、ガブリエル・メディナ、アドリアーノ・デ・スーザの4名となっています。

本日の結果

今後のヒート表

ハイライト動画

波予報

明日2~4日までの3日間は、波はこれまで同様にミディアムサイズはあるものの、一日を通してオンショアの見込み。

5日(火曜)と6日(水曜)は午前の早い時間帯は風が落ち着き、少しサイズアップしてフェイスで最大セットが7フィートの予報となっています。

予報通りとなれば、おそらく明日から3日間はレイデイとなり、5~6日の二日間でイベントが終了すると思われます。

まとめ

日本とバリ島の時差は1時間で、日本の方が1時間進んでいます。

現地時間の午前6時半にイベント開始の場合、日本時間は同日の午前7時半となります。

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公式サイト「Corona Bali Protected

公式サイト「Corona Bali Protected - Women's

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