先日終了したばかりのツアーイベント第三戦「ドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロ」。ハーレーによるツアーノートのよう、豪サーフィン・ライフ誌がオーストラリアンレグの取材動画をアップしていました。
当ブログでも、興味深いものだけピックアップしています。そこで、最終回の今回も紹介します。ただ、サーフシーンは全くないことを、事前にお知らせします。
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メンズのファイナル終了前、ギャラリーに優勝予想を聞くと、誰もが口にしたのはジョンジョン。しかし、0:57~からヒゲ面レポーターが登場し、ジョンジョンにかけて「Bum Bum, you're all wrong(残念、大外れ~)」と濃いコメント・・・。
ファイナル終了後のインタビューでは、アドリアーノのコメントが胸に染み渡ります。今年の頭には、同じブラジリアンサーファーのリカルド・ドス・サントスが銃殺されたため、重い気持ちでスタートした今シーズン。
何とかしてリカルドに優勝を捧げたいという思いでコンテストに臨み、ベルズビーチでの第二戦ではファイナルまで進んだものの、2位という結果に。しかし、今回の第三戦で目標の優勝を果たします。
対戦相手となったジョンジョンに対しては、「ジョンジョンの方がサーフィンは上手い。でも、40分のヒートではオレの方が勝ったんだ」と口にしています。昔のアグレッシブなアドリアーノではなく、冷静に客観視できるようになったことで、さらに強くなったとの印象を受けます。
一方のジョンジョンは、ザ・ボックスの波が気になっている様子。そこで、インタビューアーから「これから、ザ・ボックスでサーフするの?」と聞かれ「すぐに行くよ」と答えています。
ジョークのようなやり取りに聞こえますが、実はジョンジョン、この日の午後にザ・ボックスでフリーサーフしていた写真が海外メディアでアップされていたので、本当にサーフしたのです。コンテストが終わり、ようやく気が抜けた時でも海に向かうとは、本当にサーフィンが好きなことが分かりますね。
アドリアーノはアドリアーノで、ブラジリアンらしく盛大にパーティーをするのかと思いきや、夜のフライトで帰国とのこと。ただ、ガンガン飲んで、飛行機で寝るよとのこと。
ちなみに、最近ではアドリアーノの名前がエイドリアーノと表記されている事も多々あります。その理由は、アドリアーノはポルトガル語読み、エイドリアーノは英語読みのためです。つまり、英語圏の人が、勝手に自分の母国語の読み方に変えているのです。
さて、最高のコンディションで開催された今回のツアーイベント。動画のタイトル「The West is Best」通りとなりましたね。ウエスタンオーストラリアだけに、ウエストがキーワードとなり、バックグランドで流れている曲「Go West」もグッドです。