7月8~19日にウェイティングピリオドが設定されているメンズWCT第六戦「Jベイ・オープン(J-Bay Open)」。フィジーで開催された第五戦後、今度は南アフリカに舞台を移動してのイベントです。
第五戦までは、男女ともに同じ開催地でツアーイベントが行われていましたが、今回のイベントはメンズのみの開催となります。
今回の動画は、同イベントの予告編映像および同イベントへの参加資格となるワイルドカードを賭けたトライアルイベントの映像をお届けします。
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会場となるのは、南アフリカ共和国の南部に位置するJベイこと、ジェフリーズ・ベイ(Jeffreys Bay)。日本からアクセスする場合、まずは南アフリカの玄関口となるヨハネスブルグ国際空港へと飛びます。ただし、直行便は運行していないため、アジア、ヨーロッパ、中東などの経由便利用となります。
ヨハネスブルグに到着後、国内線でポートエリザベス空港へとさらなるフライト。ポートエリザベスに到着後は、車で1時間ほどの移動でJベイに到着となります。経由地での乗り継ぎ時間にもよりますが、30時間近く掛かりそうですね・・・。
Jベイはサーフスポット名ではありますが、7つのセクションがあります。スウェルがサイズアップすると、各セクションが繋がり、スーパーロングライドが可能となります。
数々のセクションがある中でも、クオリティの良さで言えば、ボーンヤーズ(Boneyards)やスーパーチューブス(Supertubes)の人気が高く、スーパーチューブスという名前を聞いた事のあるサーファーは多いのではないでしょうか。
波質は、チューブセクションを伴うロングウォールが特徴なので、カーヴィングとバレルという基礎的なスキルが最も試されます。最近ではJベイでエアーを入れるツアーサーファーも出てきましたが、6フィート以上になると、完全にレールワークでの勝負となります。
現時点において、ワイルドカード出場が決定しているのは、WSL推薦枠からデーン・レイノルズ、そして、トライアルイベントを制したスレイド・プレストウィッチの二名。
ただし、ジョンジョン・フローレンスやジェレミー・フローレスなど、怪我で出場できないと思われるツアーサーファーが多いので、ワイルドカードでの出場者は増えると思います。
昨年の同イベント覇者となったのはミック・ファニング。やはり、カーヴィングが得意なサーファーに有利な会場ですね。今年は勢いに乗るブラジリアンが、Jベイでもトリックを織り交ぜた最先端サーフィンで活躍するのか気になる所です。
予告編
https://youtu.be/dG4WfSnjQ6U
トライアルイベント
https://youtu.be/Ir-u39ehhqE
昨年2014年度のJベイ・オープンの過去記事は、下記リンク先から参照して下さい。
・初日ハイライト
・二日目ハイライト
・三日目ハイライト
・最終日ハイライト