いよいよ開催間近に迫ってきたメンズのワールドツアーイベント「Jベイ・オープン」。南アフリカのJベイを舞台にしたイベントで、壮大なスウェルが押し寄せるラインナップでは、ライトハンダーのロングウォールがブレイクします。

今回の動画は、そんなJベイに備え、練習に励むオーウェン・ライトのフリーサーフ映像となります。前戦のフィジー・プロでは優勝を果たしているので、このまま勢いに乗りたいところですね。


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ワールドツアーサーファーのイベントに備えた練習と言えば、王道なのは早めに会場入りし、開催地でのフリーサーフに明け暮れること。ツアーイベントの開催に合わせ、近場のエリアでハイグレードなWQSイベントが開催されることも多いので、そちらに参戦して試合の勘を磨くサーファーもいますね。

ただし、予定は人それぞれ。今回のオーウェンは、Jベイの波に似ている事から、オーストラリアVIC(ヴィクトリア)州のベルズビーチとウィンキポップで、Jベイに見立てたフリーサーフをしていたそうです。実に2日間で10時間以上サーフしていたとのこと。

ただ、ライトハンダーのJベイでは、バックサイドとなるグーフィーフッターのオーウェンは、あまり縁起が良くないかもしれません。と言うのも、Jベイでのツアーイベントにおける過去の優勝者を見ると、驚くほどナチュラルフッター(レギュラーフッター)ばかり。

最後にグーフィーフッターが優勝したのは、なんと30年近く前となる1984年のことで、当時10代の若手であったオッキーこと、マーク・オクルーポによるもの。

つまり、1985年以降、グーフィーフッターがJベイのツアーイベントを制した事が一度もないのです。何かしらのジンクスのような感じもしますね。果たして、そのジンクスをオーウェンが破れるのかどうかも、見所となりそうです。

オーウェンの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

フィジー・プロ優勝のオーウェンが使用したボードサイズ&フィンのセットアップ

ライト&レフトありの南アフリカサーフ:オーウェン・ライト

JSサーフボードのチームライダーとなったオーウェン・ライト

2013年度WCTメンズワイルドカード:オーウェン・ライト