南寄りからのビッグなサマースウェルが入ると、サーファーの数を優に超すギャラリーが集まるニューポート・ビーチ(南カリフォルニア)のザ・ウェッジ。
そこまでギャラリーを魅了する理由は、強烈過ぎるバックウォッシュやショアブレイクに対し、果敢にチャージするサーファーの姿にあります。コンディションがコンディションだけに、とんでもないワイプアウト続出とエンターテイメント性が高いので。
今回の動画は、ザ・ウェッジにおける今シーズンと昨シーズンの映像コンピレーションとなります。
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一瞬でホレ上がる波が多いことから、もともとはボディーボーダーやボディサーファーのスポットといった印象が強かったザ・ウェッジ。ショートボードやロングボードのようなスタンドアップサーフィンを寄せ付けない波ですからね。
しかし、ここ数年はエクストリームへと向かい続け、ジェイミー・オブライエンなどといったショートボーダーがチャージしています。ただ、何気なくチャージしているものの、実際には危険極まりないです。
ジェイミーのように、ワイメアのショアブレイクなどでも遊ぶほどのウォーターマンとなれば、どのようにワイプアウトすれば、ボトム(海底)にヒットしないのかよく分かっていると思います。だからこそ、ボトムにヒットして怪我をしたという話は殆ど聞きません。
ですが、ザ・ウェッジの映像を見て、自分にもできると思い込み、実力の伴わないサーファーが入る可能性があるのが、非常に怖いですね。実際に、どれほどのサーファーがザ・ウェッジで怪我をしているのか気になります。
そもそも、どうしてこの波にチャージするようになったのか謎ですね。南カリフォルニアには、数々の有名サーフスポットがあるのに・・・。
ザ・ウェッジの過去記事は、下記リンク先から参照して下さい。