日本人サーファーにはあまり知られていないアメリカ東海岸。南のフロリダは、ケリー・スレーターやホブグッド兄弟の出身地であり、ニューヨークのロングアイランドでは、2011年にワールドツアーイベント「クイックシルバー・プロ・ニューヨーク」が開催された事もあります。
とは言うものの、アメリカのサーフシーンが西海岸のカリフォルニアに集中しているので、どうしてもマイナーイメージな東海岸。また、東海岸出身のサーファーも、ワールドツアー入りして活躍しない限り、なかなかスポットライトを浴びることがありません。
今回の動画は、そんな東海岸のノースカロライナ州出身フリーサーファーのブレット・バーリー「Brett Barley」(25歳)が、東海岸のハリケーンシーズンに当てた過去5年のコンピレーション映像をお届けします。
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ブレットによると、東海岸のハリケーンシーズンは8月後半から10月とのこと。ただし、今回登場する映像は、すべて9~10月に撮影されたものだそうです。日本の台風シーズンと似ていますね。
日本では、7~8月にも台風は発生するものの、基本的には日本列島が勢力の強い高気圧に覆われてしまうため、真夏に台風が日本に近付くことは少ないです。
そして、9月の秋となり、高気圧の勢力が緩み、台風が日本に接近しやすくなると、台風スウェルが入りやすくなりメインシーズンとなります。おそらく、アメリカ東海岸も似たような気象パターンなのではないでしょうか。
当ブログでは頻繁に登場するブレットですが、ブレットと言えば、自動追尾カメラのソロショット(Soloshot)での撮影のイメージが強い方もいるかと思います。
今回の動画でも、2:58~からのシーンは、ソロショットによる撮影映像とのこと。2:58までの映像は、人間による撮影なのですが、ソロショットの映像も全く引けを取らないレベルであることが分かります。
今後、ますますソロショットが普及してもおかしくないと思います。突如、人気に火が点く可能性が高そうですね。恐るべしソロショット!
ブレットの過去記事は、下記リンク先から参照して下さい。
ブレット・バーリーによるソロショット2で撮影した最新サーフ映像
ソロショット2による撮影でハリケーンスウェルでのファンセッション映像:ブレット・バーリー