現地時間9月10日(カリフォルニア)、2015年度メンズWCT第八戦「ハーレー・プロ・アット・トレッスルズ(Hurley Pro at Trestles)」のラウンド2のヒート10まで、そして、ウイメンズWCT第七戦「スウォッチ・ウイメンズ・プロ(Swatch Women's Pro)」のラウンド2の全ヒートが開催されました。

2015年度メンズWCT第八戦&ウイメンズWCT第七戦@トレッスルズ:予告編

2015年度メンズWCT第八戦「ハーレー・プロ」&ウイメンズWCT第七戦「スウォッチ・プロ」:初日ハイライト


スポンサーリンク

本日も水上スケートパークの名にふさわしい波がブレイクしていたローワーズ。朝一からスタートした本日、まずはウイメンズのラウンド2まで終了させると、その後はメンズのラウンド2に突入。

来週以降の波予報が芳しくないため、スウェルのある今週は、できるだけヒートをこなしていきたいのが分かるくらい、慌ただしい一日となりました。

先行して開催されたウイメンズのラウンド2をチェックしてみると、トップシードで敗退を喫したのは、シルヴァナ・リマ、ココ・ホー、マリア・マニュエルの3名。

メンズでは、ラウンド2のヒート1から、現ツアーランク4位のフィリペ・トレドが危ない展開となりました。フィリペの対戦相手は、ワイルドカード出場のイアン・クレーン。

イアンがヒート後半で9ポイント台を出したことで、終了間際までリードされていたフィリペ。しかし、逆転に8.44ポイントほど必要であった残り2分、フィリペは見事なまでのフルローテーションのエアリバースをメイクして逆転勝利。勝負強さが半端じゃないです。

続くヒート2は、大原プロの登場。結果としては敗退となりましたが、明るい兆しが見える敗退と感じました。コメンテーターも言ってましたが、一発のトップアクションは、ツアーサーファーに引けを取っていません。

テイクオフ後のファーストターンはパワーでもツアーサーファーに見劣りしないのですが、その後のアクションが、トップへのアプローチでタイミングがズレる事が多かったですね。その点が改善されれば、将来的にはツアーサーファーになれる可能性があると思いました。

その後のヒートでは、ジョンジョン・フローレンスが敗退という波乱が発生。いつものジョンジョンらしさが見られず、ヒートスコアもかなり低かったので自爆といった感じでしょうか。タヒチでのツアーイベントから復帰しましたが、足首にはサポーターを付けていたので、怪我が完治していないのかもしれません。

ちなみに、すっかりと書き忘れていましたが、昨日のラウンド1に登場したケリー・スレーターは、シェイパーのロゴが入っていないボードを使用し、注目を集めました。

ヒート終了後の勝利者インタビューでも、ボードの詳細についてははぐらかしていたので、セルフシェイプではないかと噂されています。スポンサーであるチャネルアイランズなら、確実にロゴが入っているはずだし、最近テストライドを繰り返しているTomoのボードなら、変わったアウトラインのはず。となると、セルフシェイプの可能性は捨て切れませんね。

明日も、おそらく日本時間の夜中0時頃からスタートするであろう同イベント。果たして、ケリーがどんなボードで登場するのかも楽しみの一つです。

イベントの詳細については、下記リンク先の公式サイトからチェックして見て下さい。

公式サイト「Hurley Pro at Trestles

公式サイト「Swatch Women's Pro

本日の結果
ウイメンズ
・ラウンド2
Heat 1: Alessa Quizon (HAW) 14.73 def. Silvana Lima (BRA) 13.87

Heat 2: Dimity Stoyle (AUS) 16.10 def. Coco Ho (HAW) 15.34

Heat 3: Bianca Buitendag (ZAF) 16.10 def. Bethany Hamilton (HAW) 13.13

Heat 4: Tyler Wright (AUS) 12.67 def. Caroline Marks (USA) 7.57

Heat 5: Sage Erickson (USA) 17.36 def. Malia Manuel (HAW) 15.10

Heat 6: Nikki Van Dijk (AUS) 16.16 def. Laura Enever (AUS) 6.93

・ラウンド1
Heat 6: Johanne Defay (FRA) 14.34, Tyler Wright (AUS) 13.67, Laura Enever (AUS) 11.50

メンズ
・ラウンド2
Heat 1: Filipe Toledo (BRA) 16.50 def. Ian Crane (USA) 16.43

Heat 2: Josh Kerr (AUS) 13.50 def. Hiroto Ohhara (JPN) 12.77

Heat 3: Gabriel Medina (BRA) 17.50 def. Tomas Hermes (BRA) 9.60

Heat 4: Nat Young (USA) 16.60 def. Artiz Aranburu (ESP) 13.66

Heat 5: Wiggolly Dantas (BRA) 16.73 def. Brett Simpson (USA) 12.60

Heat 6: Bede Durbidge (AUS) 13.27 def. Dusty Payne (HAW) 10.00

Heat 7: Glenn Hall (IRL) 13.64 def. John John Florence (HAW) 9.90

Heat 8: Matt Wilkinson (AUS) 15.60 def. Ricardo Christie (NZL) 14.83

Heat 9: Joel Parkinson (AUS) 18.74 def. C.J. Hobgood (USA) 13.73

Heat 10: Miguel Pupo (BRA) 17.20 def. Jadson Andre (BRA) 14.43

ハイライト
https://youtu.be/-oQEC30aF1Q

ハイエストスコア9.57pt byジョエル・パーキンソン
https://youtu.be/WZmHvdffbpw

大逆転エアリバース byフィリペ・トレド
https://youtu.be/lDL6zpOKQZU

ラウンド2ヒート2:大原プロvsジョシュ・カー
https://youtu.be/GR3Xu1-S3DQ