現地時間10月9日(フランス)、2015年度メンズWCT第九戦「クイックシルバー・プロ・フランス(Quiksilver Pro France)」のラウンド2が開催されました。
2015年度メンズWCT第九戦「クイックシルバー・プロ・フランス」:初日ハイライト
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本日もまたヘビーコンディションでの開催となった同イベント。しかも、カレントがとんでもなくキツいので、ポジションキープが難しく、なかなか思い通りに波を掴めなかったとサーファーは口にしていました。
そのため、世界トップサーファーであっても、ほとんど波に乗れないサーファーがいたり、乗ってもクローズアウトであったりと、ロースコアのヒートも目立つことに
そんなハードコンディションにより、発生した番狂わせが本日一発目のヒート。ワイルドカード出場のマキシム・フスノットが、現ランキング3位のフィリペ・トレドを破ってしまったのです。
ただ、スコアを見るとマキシムのトータルスコアは6.10ポイント(20ポイント満点中)と、かなり低め。一方、フィリペは3本の波しか乗れず、トータルスコアは5.90ポイント。コンディションに翻弄された結果と言えますね。
似たような結果で言えば、ジョエル”パーコ”パーキンソンもまた、ラウンド2で敗退。安定したサーフィンで定評がある元ワールドチャンピオンのパーコにして、トータルスコアは2.86ポイントという結果で、早期敗退を喫しました。
このようなコンディションで強かったのは、11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター。本日勝ち上がったサーファーであっても、トータルスコアが10ポイント前後というスコアが多かったのですが、8ポイント台を二本揃えたケリー。
シングルハイエストスコアとなる8.70ポイント、そして、トータルでもハイエストスコアとなる17.37ポイントをマークし、圧巻の勝利を収めました。久しぶりにケリーの優勝を見たいので、この勢いで突き進んでほしいです。
同イベントの詳細やライブについては、下記リンク先の公式サイトからチェックして見て下さい。
公式サイト「Quiksilver Pro France」
本日の結果
・ラウンド2
Heat 1: Maxime Huscenot (FRA) 6.10 def. Filipe Toledo (BRA) 5.90
Heat 2: Owen Wright (AUS) 14.57 def. Caio Ibelli (BRA) 12.07
Heat 3: Kelly Slater (USA) 17.37 def. Aritz Aranburu (ESP) 1.93
Heat 4: Jeremy Flores (FRA) 10.56 def. Dusty Payne (HAW) 1.33
Heat 5: Italo Ferreira (BRA) advanced over Alejo Muniz (BRA) (Injury Withdrawal)
Heat 6: Nat Young (USA) 12.66 def. Ricardo Christie (NZL) 12.27
Heat 7: Josh Kerr (AUS) 9.60 def. Glenn Hall (IRL) 7.16
Heat 8: Michel Bourez (PYF) 7.67 def. Wiggolly Dantas (BRA) 6.40
Heat 9: Keanu Asing (HAW) 11.17 def. Joel Parkinson (AUS) 2.86
Heat 10: Kai Otton (AUS) 12.00 def. Adam Melling (AUS) 7.17
Heat 11: Matt Wilkinson (AUS) 10.17 def. Sebastian Zietz (HAW) 8.16
Heat 12: Jadson Andre (BRA) 9.20 def. Miguel Pupo (BRA) 9.20
ハイライト映像(ウイメンズも含む)
https://youtu.be/Akcpzs3hlQI
シングルハイエストスコア8.70pt byケリー・スレーター
https://youtu.be/ev5-_Arp6Q4