ワールドツアー第7戦から直近の9戦までの結果を見ると、3位~2位~1位と着実に順位を上げたジョンジョン・フローレンス。ジョンジョンによると、コンテストでの結果は90%がメンタルに左右されるというので、上手くコントロールできるようになってきたのでしょう。

今回の動画は、そんなジョンジョンのベスト映像をお届けします。ワールドツアーイベントでのベストライディング、フリーサーフ映像の中でのベストライディングをミックスさせた内容となっていて、とにかく凄いの一言。特に、コンテストとフリーサーフィンで、波へのアプローチが変わらない点がレアですよね。

最近では、現ランクトップのガブリエル・メディナが、コンテストとフリーサーフィンでは完全に異なるサーフィンをしていると感じます。ツアーデビューした頃の、爆発的なエアーはほとんど見せなくなりましたからね。パーフェクト10は狙わず、コンスタントに8~9点台を狙う感じでしょうか。

もちろん、プロとしては勝たなければならないので、何も悪い事ではありません。実際、ミック・ファニングは以前、エアーの得意なサーファーとのヒートでは、比較されたら不利になるので、エアーはしないと話していた事があります。

ただ、ギャラリーとしてはどうしても、ジョンジョンのようなサーフィンを求めてしまいますよね。単純に、見ていて楽しいし、ワクワクさせられますから。今回の動画も期待を裏切りません。ぜひ、ワクワクしましょう。

派手なマニューバに目が行きがちですが、トップアクション後のパワーポケットへの戻り方といった細かい点もまた素晴らしく、とても全体の流れを意識したサーフィンをしています。


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