泣いても笑っても、最終戦を残すだけとなったウイメンズのWCTイベント。最終戦の舞台は、マウイ島(ハワイ)ホノルア・ベイで、ウェイティングピリオドは11月21日~12月4日となります。いよいよ大詰めであり、ウイメンズのワールドチャンピオン決定も刻一刻と迫っていますね。
今回の記事は、誰が2015年度のワールドチャンピオンになるのかという、サーフィン界の女王を巡るタイトルレースのシナリオをお届けします。ちなみに、WCTでチャンプとなるための合計ポイントは、全ツアーイベント結果のポイント数の合算ではなく、ワースト2の獲得ポイントを除外しての計算となります。
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現在、タイトルレースに残っているのは、現ランキングトップのカリッサ・ムーア、現ランク2位のコートニー・コンローグのみ。
カリッサがタイトルを獲れば、3度目のワールドチャンピオン。コートニーがタイトルを獲れば、自身初であり、アメリカ本土出身サーファーとしては1997年のリサ・アンダーソン以来となります。
タイトルレースのシナリオは以下の通り。
・カリッサがファイナル進出を果たせば、自力でタイトル確定
・カリッサが3位または5位となれば、コートニーは優勝でタイトル確定
・カリッサが5位で、コートニーが2位ならばサーフオフ(サーフオフとは、最終戦終了時にWCTポイントが同点の場合、チャンピオンを決めるための直接対決となるヒート)
・カリッサが9位または13位となれば、コートニーは3位以上でタイトル確定
こう見ると、コートニーは自力でのタイトル獲得は不可能な状況にあり、カリッサの結果に委ねられています。果たして、どちらに勝利の女神が微笑むのでしょうか!?