昨年はビラボン・タヒチ・プロのトライアルに出場したり、多くのハワイアンが名前を連ねるパイプマスターズのトライアルイベントに招待されたりと、注目度が高いオーストラリアWA(ウエスタンオーストラリア)州マーガレットリバー出身のジャック・ロビンソン「Jack Robinson」(17歳)。
今回の動画は、そんなジャックの最新映像をお届けします。ファンウェイブでのトリックから、チョープー(タヒチ)でのヘビースラブ(slab:底ボレするバレル)まで幅広いコンディションでのセッションとなっています。
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海外メディアでは、アンディ・アイアンズにスタイルが似ていると言われる事が多いジャックのサーフスタイル。ヘビーウェイブに強い印象がありますが、トリックのレパートリーも幅広いですからね。
個人的には、力む様子なくアクションを仕掛けるリラックススタイルが、非常にジョンジョン・フローレンスに似ていると感じます。難易度の高いマニューバでも、軽々とメイクしているので。
10代のオージーサーファーの中では、間違いなくトップレベルと言うか、トータルで見るとトップかもしれないジャック。ちなみに、今年のHICプロ(トリプルクラウンの前哨戦)では4位となり、WQSイベントには数えるほどしか出場していないにも関わらず、現在のWQSランクは107位。
サーフィンのレベルは然ることながら、個人的に気になったのはサーフボード。4:12~を見ると分かりますが、ハワイを代表するシェイパーであるエリック・アラカワ(Eric Arakawa)のボードです。
エリックのボードと言えば、アンディもハワイでは好んで使っていましたね。また、アンディの弟・ブルースが今季ハワイ用のボードに旭日旗スプレーを施したのは有名ですが、そのボードもエリック。
アンディ・アイアンズ他界から5年 弟ブルースの心境やアンディのボードをテストライド企画など
つまり、ヘビーウェイブにチャージするサーファーがこれだけエリックのボードを選ぶということは、それだけ信頼をおけるシェイパーというわけですね。
ジャック・ロビンソンの過去記事は、下記リンク先から参照して下さい。
チョープー(タヒチ)でSUPが襲いかかる恐怖映像:ジャック・ロビンソン