2012年にトリプルクラウンを制し、2013年からWCT入りしたカウアイ島出身のシーバスこと、セバスチャン・ジーツ「Sebastien Zietz」(27歳)。次期アンディ・アイアンズと多大な期待を寄せられたサーファーです。
今回の動画は、そんなシーバスのフリーサーフ映像をお届けします。撮影場所についての説明はありませんが、ロケーションを見る限りハワイだと思います。
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コンテストに参戦するハワイアンサーファー同様、パワフルなターンを得意としながらも、エアーといったトリックのレパートリーも幅広く持ち合わせているシーバス。
ただし、ダスティ・ペインなどと同様で、実力とコンテスト結果が伴わないんですよね。現在のWCTランキングは24位。来シーズンのWCT残留資格はトップ22までなので、ギリギリのポジションですね。
WCT最終戦となるパイプマスターズの過去戦歴は、2014年が9位、2013年が5位とパイプラインでは強いので、例年通りの成績を残せば、ツアー残留は可能だと思います。
動画を見ると毎回感じてしまいますね。こんなに上手いのに、なんでコンテスト結果が良くないのかと。ハワイアンサーファーの多くが抱える謎の現象です・・・。
*英語表現の一口メモ*
先ほど日本語で書いたレパートリー。この言葉、コンテストでコメンテーターもよく口にします。具体的な使い方として多いのは「variety of repertoire」。
少し調べて見ると、サーフィン団体によっては上記表現を、ジャッジ基準として使っています。上記の意味は、レパートリー豊富なマニューバ。ジャッジ基準においては「単調なサーフィンにならないように!」という意味になります。
「レパートリー」という言葉は日本語でも馴染みがありますが、英語になると発音が異なります。英語発音では「レパトワー」といった感じ。注意が必要ですね。
https://vimeo.com/147156105
シーバスの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。