WCTイベント最終戦となるマウイプロがカリッサ・ムーアの優勝によって終了し、カリッサが3度目のワールドチャンピオンとなる事で幕を閉じた2015年シーズンのウイメンズWCT。
ウイメンズWQSは11月前半に終わっていたので、WSL(ワールドサーフリーグ)によるウイメンズショートボード部門のコンテストシーズンは正式に終わりを告げました。
今回の記事は、今シーズンのWCTランキングとWQSランキングが確定したので、来年2016年シーズンのWCTに参加する女性サーファーをお伝えします。WCTとWQSの違いについては、下記リンク先からチェックして下さい。
WSLが運営するプロサーフィンツアーの「WCT」と「WQS」について
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まずは、2015年シーズンのWCTランキングから。
ウイメンズWCTは、ランキングのトップ10が来シーズンのツアー残留を果たすので、10位のマリア・マニュエルまでがワールドツアーの座をキープすることになります。
続いては、2015年シーズンのWQSランキング。
ウイメンズWQSは、ランキングのトップ6が来シーズンのツアー入りの資格を得ます。ただし、WCTのトップ10に入り、尚且つWQSのトップ6にも入っているサーファーはツアー入りの資格が重複するため、WQSランクは除外となり、WQS7位以下のサーファーが繰り上げとなります。
2015年シーズンであれば、タティアナ・ウェストン・ウェブ、ニッキ・ヴァン・ダイク、マリア・マニュエルの3名が該当するので、WQSランク9位のローラ・エネヴァーまでがWCT入り、もしくはWCT残留となります。
上記16名に加え、1名のサーファーにWSLからワイルドカード枠が与えられます。ワイルドカード枠とは、実力があるのに怪我で欠場が多かったサーファーなどに与えられる特別枠。
今回は、怪我でWCTイベントを半分以上も欠場することになった、6×ワールドチャンピオンのステファニー・ギルモアに与えられる事になるでしょう。ステファニーがワイルドカードを拒否しない限り、間違いないはずです。
(追記:2015/12/23)
WSLからのワイルドカード枠はステファニー・ギルモアとなりました。
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