ホホジロザメ 美ら海水族館 沖縄
photo:美ら海水族館

つい先日お伝えしたばかりの美ら海水族館で1月5日に展示をスタートしたばかりのホホジロザメ。同ブログでは、ホホジロザメの飼育を成功させた例がほとんどないため、海外から非難の声が上がっているとお伝えしました。

美ら海水族館でホホジロザメの展示!海外からは非難の声も・・・

何とか飼育に成功してほしいと思っていたのですが、1月8日早朝に死亡が確認されたとの事で、内容についてお伝えします。


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美ら海水族館から発表された声明は以下の通り。

1月5日より展示を開始したホホジロザメですが、1月8日に死亡が確認されましたので、展示を終了しましたことをご報告いたします。

ホホジロザメについて

【搬入日】
2016年1月5日(火)午前11時ごろ
【場所】
沖縄美ら海水族館「危険ザメの海」水槽
【性別】

【死亡年月日】
 2016年1月8日(金)確認
【飼育日数】
3日
【死亡原因】
現在調査中

平成28年1月5日(火)から「危険ザメの海」水槽にて展示を始めたホホジロザメですが、1月7日まで安定して水槽を遊泳しておりましたが、1月8日早朝、状態が急変し、遊泳困難となり水槽底へ着底しました。飼育員と獣医師による処置にも状態の改善は見られず、同日死亡を確認しました。
死因の解明に努めるとともに、今回の事例から多くのことを学び、今後の飼育に生かしていきたいと思います。

そもそも、今回のホホジロザメは、美ら海水族館に搬入される前日の1月4日、読谷村沖に設置された定置網にかかっていたサメです。網に掛かっていたので、すでに弱っていたのかと思っていましたが、死亡前日まで安定して遊泳していたと言います。

ということは、世界的な成功例がほとんどない通り、それだけホホジロザメの飼育が難しいという事が分かります。海外のサメ支援団体や専門家が非難していた意味が分かる残念な結果となったと言えますね。