世界各地で開拓されていくビッグウェイブスポット。ジェットスキーに牽引してもらって波に乗るトウイン(tow-in)、ビッグバレルを狙うスタイルなどライディングの種類も広がっています。
そんな現代においても、昔ながらのビッグウェイブの聖地として君臨するのがハワイのオアフ島ノースショアに位置するワイメアベイ。ビッグウェイブイベント「Quiksilver in Memory of Eddie Aikau」の会場ですね。
今回の動画は、年明け早々となる2016年1月4日にビッグウェイブが押し寄せた際のワイメアセッションの映像をお届けします。
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1月4日と言えば、マウイ島ホノルア・ベイにケリー・スレーターが登場したり、マウイ島ジョーズでビッグウェイブセッションが繰り広げられた日ですね。
ケリー・スレーターがマウイ島(ハワイ)ホノルア・ベイでニューイヤーセッション
ベサニー・ハミルトンが今度はマウイ島ジョーズのビッグウェイブにチャージ
エグすぎるワイプアウト!マウイ島ジョーズでカイトサーファーがリップに体当たり
当然、オアフ島にもマウイ島同様にビッグスウェルが押し寄せ、エディイベントを開催するほどではなかったものの、迫力のあるセッションが繰り広げられたとのこと。
最近でこそ、ポルトガルのナザレやメキシコのプエルト・エスコンディードといったビッグウェイブスポットの映像を見ているせいか、今回の映像を見てもさほど波のサイズが大きく感じられないかもしれません。
しかし、波のボトムからトップまでのサイズをよく見ると、実はとんでもないサイズです。このサイズの波を、マシンの力を使わずにパドルインで乗るのですから強烈です。
しかも、ワイメアの波はマニューバを描くというより、度胸試しのよう、とにかくデカい波に乗ったもん勝ちといった感じ。また、前乗り(英語ではドロップイン)など関係なく、みんなで波をシェアするスタイル。
何年もの月日を隔てても、サーフィンのルーツがワイメアでは今なお残り、古代ハワイアンサーフィンに思いを馳せずにいられないスペシャルな場所であるのだと感じますね。