2014年度WCTランクは11位となり、ようやくWCTイベントでも本来のサーフィンを見せるようになったコロヘ・アンディーノ「Kolohe Andino」(21歳)。
2015年シーズンはWCT初戦から再び不調に苦しんだものの、シーズン後半戦となるヨーロピアンレグでは、QS10,000イベントで優勝したりと明らかに調子が良くなりました。
コロへのコンテスト結果が好転した影には、新たなサーフボードの存在があったと言います。今回の動画は、コロヘ・アンディーノにとって新たな武器となったボードモデル「ポケットロケット(Pocket Rocket)」のライディング映像をお届けします。
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ポケットロケットとは、コロヘを中心とするWCTサーファーからのフィードバックを集め、天才シェイパーと呼ばれるロストサーフボードのマット”メイヘム”バイオロスがデザインしたサーフボードモデル。
ボードの特徴は、狭い弧を描くターン時でもスピードとコントロール性能をキープするため、ボード中心部のカーブを強くしたとのこと。ただし、ロッカー全体で見れば、従来、コロへが乗っていたボードよりも抑え気味と言います。
また、揚力とスピード性能を高めるため、これでもかと深くコンケーブを入れたものの、全体のカーブのバランスが良いため、パワーポケットでラディカルなアクションが可能だそうです。
つまり、パワーポケットでアクション後、スムーズに次なるマニューバを狙いに行けるボードというわけですね。だからこそ、パワーポケットからロケットのように突き進むといった感じで、ポケットロケットと名付けられたのでしょう。
ちなみに、プロサーファーの中にはコントロール性能を求めるためにボードボリュームを抑えたサイズを好むサーファーもいますが、コロヘは少しボリュームをもたせたタイプを好むので、現代風ハイパフォーマンスボードを求める一般サーファーにもお勧めと言います。
コロヘ・アンディーノの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
2015年ハーレープロ期間中のサーフ動画@ローワーズ:コロヘ・アンディーノ