アラスカ 潮津波 海嘯

一口に海外旅行好きと言って、人によって目的は様々ではないでしょうか。海外でのショッピングが好き!ローカルフードの食べ歩きが好き!ローカルとの触れ合いが好き!世界遺産が好き!など。

私が海外に惹かれる点は、自然にあります。決して人間が手を入れていない雄大な自然に心を打たれるのです。そんな自然愛好家に人気が高いのは米国アラスカ州。

アラスカの見所と言えば、オーロラ、氷河、サーモンフィッシングなど多岐に渡るにも関わらず、上記3点だけでも心が躍りませんか!?今回は、さらにアラスカを訪れたくなる自然現象をご紹介します。


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今回紹介する自然現象とは潮津波(海嘯とも呼ばれます。英語:Tidal Bore)。潮津波とは、通常の大潮回り以上に潮が動く時、潮流の前面が垂直の壁となり、まるで波のように川の上流へと逆流する現象。

当ブログでも世界中の潮津波をピックアップしていて、場所によっては、日本の台風波のようなブレイクを見せることもあり、しっかりと離れた場所から見ていないと死者が出るほどの危険な自然現象です。

アラスカでも、この潮津波が発生するのです。ただ、アラスカの場合は、潮津波自体はかなり小さいので安心して下さい。それでは、発生場所やシーズンについてお伝えします。

発生場所は、アンカレッジ南部クック湾(Cook Inlet)に位置するターナゲイン・アーム(Turnagain Arm)沿い。潮津波が見られるのは大潮回りで、普段よりも潮位が高い満潮から0センチ以下の干潮となる時だそうです。

シーズンは春と夏。今回紹介する映像は、春に撮影されたとのこと。春の方が残雪もあり、より神秘的に見えるのではないかと思います。潮津波だけでなく、ロケーションも美しいので、是非とも自分の目で見たい光景ですね。

潮津波に関する過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

インドのガンジス川で発生する巨大な潮津波

インドネシアの潮津波を追いかけたドキュメンタリー

中国の河で発生するパーフェクトウェイブ@銭塘江

10分間ライドも可能な中国の潮津波「シルバー・ドラゴン」

世界一混雑するフランスの潮津波サーフスポット