「今シーズンの後半戦には、QS10,000イベントに出場できるランキングにいたい」と、ようやく本気でWCT入りを目指す様子を見せ始めたブラジリアンサーファーのヤゴ・ドラ「Yago Dora」(19歳)。
WCT入りしていないブラジリアンサーファーの中で、最も世界的に注目を集めていたにも関わらず、「もっとサーフィンが上手くなりたい」との理由から、WQSイベントをメインにした生活を送っていませんでした。
今回の動画は、2015年11月~2016年1月にハワイのオアフ島ノースショアで撮影されたヤゴ・ドラの最新フリーサーフィン映像をお届けします。
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父親のレアンドロ・ドラは元プロサーファーで、現在はサーフィンコーチ。しかし、ヤゴがサーフィンを始めるようになったのは11歳と、二世サーファーにしては遅咲き。
にも関わらず、サーフィン歴わずか5年目となる16歳にして、現在でもメイクできるサーファーが少ないバックフリップをハワイで決めてしまい、注目度は加速。
ヤゴのメインスポンサーであるボルコム(Volcom)が昨年リリースしたサーフムービー「Psychic Migrations」では、ラストパートを務めるというサーファーにとって大いなる偉業を成し遂げています。
基本的にサーフムービーにおいてラストパートに選ばれるのは、作品向けに撮影された映像の中で最も素晴らしいパフォーマンスを見せたサーファー。つまり、数々の有名サーファーを抱えるボルコムにとって、一押しサーファーと言えます。
現時点において、それほどまでに完成されたサーファーでありながら、今なおもっと上手くなりたいと貪欲さも持ち合わせているので、ワールドツアー入りしてきたら、現在のフィリペ・トレドやガブリエル・メディナのよう、ツアー水準を引き上げる存在となるのではないでしょうか。
https://vimeo.com/156929830
ヤゴ・ドラの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
エアリバース540を狙うヤゴ・ドラのフリーサーフ動画@ハワイ
9月終わりからバリ&ロンボクの2週間トリップ動画:ヤゴ・ドラ
サーフィン歴7年でブラジルトップレベルのローワーズサーフ:ヤゴ・ドラ
世界が注目する若手ブラジリアンのホームセッション:ヤゴ・ドラ
2014/2015シーズンのフリーサーフ@ハワイ Part1:ヤゴ・ドラ