2月25日、ハワイへと押し寄せたビッグスウェル。ちょうど前週の18日に他界したブロック・リトルが、天国という特等席から自身も複数回出場したエディイベントを観戦するため、ビッグスウェルを届けてくれたと言われましたね。
訃報:ビッグウェイブサーファー/ブロック・リトルがガンにより他界
31周年にして9度目の開催となった2015/2016年シーズンのエディイベント@ワイメア
ハワイに押し寄せたスウェルの中でも、過去40年の中で最大にして最高のスウェルだったと口にする人もいるほど、規格外のスウェルだったと言われています。
25日の話題の中心は、何と言ってもエディイベントに尽きるのですが、近年、注目度の高いマウイ島ジョーズ(現地名:ピアヒ)にもまた、ビッグスウェルが届いていました。
今回の動画は、2月25日と26日にマウイ島ジョーズで繰り広げられたモンスタースウェルでのビッグウェイブセッションの映像をお届けします。
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普段はジョーズが覚醒するとビッグウェイブサーファーが集結するのですが、25日はエディイベントがあったため、シェーン・ドリアンといった常連サーファーはオアフ島ワイメアにいました。
しかし、エディイベントの翌日となる26日にはジョーズに駆けつけ、セッションに参加しています。エディイベントでは、計2時間のヒートをこなしたわけですから、凄まじい体力と気力です。
セットによっては、もはやパドルインサーフィンでは乗れないほどの波も入ったと言います。そんなコンディションの中、パドルインサーファー、トウインサーファー、ウインドサーファー、カイトサーファーが入り乱れてのセッションが繰り広げられました。
個人的に印象的なシーンは3つ。まずは1:35~からのカイ・レニー。このサイズの波を前にして、普通のサイズの波のようにボトムターンからトップターンを繰り出し、トップターン後のエアドロップもメイク。半端じゃないです。
続いては2:33~からのシェーン・ドリアンのドロップ(テイクオフ)。こちらもエアドロップになるのですが、しっかりとメイク。ビッグウェイブにチャージするだけでなく、テクニカルな面も際立っています。
ラストは3:42~からのアルビー・レイヤーのディープバレル。こちらはエディ当日の25日で、下記リンク先の過去記事から詳細をチェックして下さい。
ジョーズ史上最もディープなバレル!エディ欠場のアルビー・レイヤーがエディ当日にメイク
https://vimeo.com/156930664