Jay Davies Aus summer sesh

エアリアルやビッグウェイブなど、特定の分野でずば抜けた才能を持つことが多いフリーサーファー。一方、コンテストがあまり好きではないという理由だけで、フリーサーファーでありながらワールドツアーサーファー並みにオールラウンドなスキルを持つサーファーもいます。

そんなフリーサーファーの一人であるのが、タジ・バロウと同じくオーストラリアWA(ウエスタンオーストラリア)州ヤリングアップ出身のジェイ・デイヴィス「Jay Davies」(29歳)。

今回の動画は、ルーカ(RVCA)ライダーのジェイ・デイヴィスがオーストラリア東海岸でサマーセッションを楽しむ映像をお届けします。


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当ブログではジェイを何度も紹介していて、もしもジェイがWCTイベントに出場したのなら、どのくらい通用するのか見たいと思ってました。フリーサーフ動画ならば、WCTサーファーを超えていていると言っても言い過ぎではないですから。

コンテストになれば、限られた時間の中でベストパフォーマンスを見せなければならないという制約がありますが、ジェイの実力であれば、さほど問題ではないと思っていました。

そして昨年2015年、ジェイのホームである西オーストラリアのマーガレットリバーで開催されたWCTイベントにワイルドカード出場。しかも、波は大炸裂状態というジェイには持って来いのコンディション。

基本的にWCTイベントのヒート表は、ランキングをベースに決まります。ランキングトップはランキング最下位と対戦といった感じ。正確に言えば、今年2016年シーズンならば、シーズン半ばまでは、2016年シーズンのランクと2015年シーズンのランクを考慮に入れるので少し複雑なのですが。

ワイルドカード出場者は、ランキング的には最下位となるので、対戦相手はツアーの上位サーファーが基本。つまり、ランキングトップにとっては格下の相手、最下位にとってはコンテストに強いサーファーとの対戦ですが、番狂わせ可能で名前を売るチャンスというわけです。

そんなヒート表なので、ジェイの対戦相手となったのは2014年のワールドチャンプであるガブリエル・メディナ、ミック・ファニングなど、強豪との対戦でしたが、ことごとくビッグネームを破って5位となっています。

今年のマーガレットリバーでも、ジェイが出場すれば面白いと思っていたものの、WSLがワイルドカードを与えたのはジャック・ロビンソン。また、ローカルトライアルではジェイコブ・ウィルコックスが優勝し、ジェイの出番はなくなったと思われました。

しかし、開催直前になり、ジャドソン・アンドレが欠場を発表し、ジェイのリプレイスメント出場を開催目前にしてWSLが発表。楽しみな展開となってきたと言えますね。

ジェイ・デイヴィスが登場するお勧めの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。

ルーカライダーによる2015/2016年ハワイシーズンのハイライト動画

ジャワ島パチタンのヘビーブレイク:ジェイ・デイヴィス

オージーコンビのニュージーランドトリップ

コフィン兄弟のYoung Wise Tailsからリリースされたサーフムービー「Wildfire」

ローラ・エネヴァーもチャージしたビッグバレルのPパスセッション

どっちが強烈?ノースポイントでのチューブライド対決

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