世界的大都市ニューヨーク。大都市ということはそれだけ仕事もあり、職場の事情からニューヨークに暮らすサーファーも多いと思います。ただ、あまりニューヨーク周辺でのサーフィンに関しての話題は聞かないですよね。
過去にはWCTイベントのクイックシルバープロニューヨークが開催されたことがありましたが、その後、ニューヨークがサーフデスティネーションとして脚光を浴びたかと言えば、答えはノー。
しかし、そんなニューヨークでも熱きサーファーはいて、メインシーズンは寒さの厳しいウインタータイム。今回の動画は、アメリカ東海岸のサウスカロライナからニューヨークにおけるウインターセッションの映像をお届けします。
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冬にテレビで映るニューヨークの映像と言えば、大寒波の厳しい気候が記憶に新しいかと思います。そこで、最も寒さの厳しい1月の気温をチェックすると、平均最高気温が3度、平均最低気温が-4度と想像通りに寒いです。
しかし、寒いということは寒波をもたらす低気圧の影響であり、その低気圧からウインタースウェルが発生。すると、あまり波が無いことで知られるアメリカ東海岸にも、目を疑うようなバレルが姿を現すそうです。
言うまでもなく、水温は凍えるほど低く、ドルフィンスルー(英語ではダックダイブ)をすれば、かき氷を一気に食べた時のような頭痛がするのは避けられず、時には軽い低体温症になることもあるのだとか。
映像を見ると印象的なのは海水の色。トロピカルサーフィンの代名詞であるエメラルドグリーンとは対照的に、気分が落ち込むほど薄暗くどんよりとしたカラー。
ちなみに、動画2:25~からのロングバレルは、ノースカロライナのアウターバンクスで撮影されたとのこと。次なるウインタータイムには、アメリカ東海岸を狙おうと思った方はいるでしょうか!?