昨年2015年のWCTランキング12位のベテランWCTサーファーであるビード・ダービッジ「Bede Durbidge」(33歳)。
昨年のツアーイベント最終戦となるパイプマスターズにおいて、体を支える土台とも言える骨盤を骨折するという大怪我を負い、現在はワールドツアーから離れています。
2015年パイプマスターズで大怪我を負ったビード・ダービッジの状況
今回の記事は、骨盤骨折からおよそ半年が経ち、ようやくビード・ダービッジがサーフ復帰したと自身のSNSで発表したので、その内容についてお伝えします。
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昨年12月に開催されたパイプマスターズでのヒート中のワイプアウトで骨盤骨折後、車椅子生活を強いられる事となったビード。2月になると松葉杖生活に代わり、プールでのリハビリを開始することに。
その後、4月になると海に戻り、ボディサーフィンをするまでになりました。ゆっくりではあるものの、徐々にサーフィン復帰に近付いていることが分かっていましたね。
そして昨日、SNSで下記の投稿を公開となりました。
およそ6ヶ月振りのサーフィン復帰。テイクオフしてクルーズしてるだけなんだけど、感謝の気持ちでいっぱいだよ。今使ってるボードが写真の7'6"シングルフィン。これから数週間はこのボードで慣らし、その後は徐々に短いボードに移行するつもり。
家族、友達、スポンサー、医療関係者、WSL、ツアー仲間、ファンのみんなには感謝してもしきれない。今の僕がいるのは、みんなのおかげなんだから。再びサーフィンできたことは本当に嬉しいから、これからはサーフィンできて当たり前じゃなく、感謝の気持ちを持つよ。
ようやく、スタンドアップサーフィンができるまでに回復したビード。半年もサーフィンから離れていたので、本調子になるまでにしばらく時間は掛かると思いますが、嬉しいニュースです。
何があろうと諦めることなく、たとえ歩幅が狭くても一歩一歩着実に前進しているビードの様子からは、勇気を与えられます。再びの勇姿が見られる日を楽しみにしたいですね。
ビード・ダービッジの過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。