the wedge 2016.6

5月後半の南カリフォルニア。一週間ほどに渡って波はフラットとなり、サーファーのフラストレーションがそろそろ限界となった5月29日の日曜日、ようやくスウェルが入ることに。

そんな矢先の日曜午後、ニューポートビーチ周辺はビーチが閉鎖される騒ぎとなりました。今回の動画は、ビーチが閉鎖された理由、ビーチ閉鎖後にカラニ・ロブやロブ・マチャドもやって来たザ・ウェッジでのセッション映像をお届けします。


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ニューポートビーチ周辺が閉鎖された理由は、ニューポートビーチのコロナ・デル・マルでシャークアタックらしき事故が発生したため。ただし、シャークアタックと断定はされていません。

通常のシャークアタックであれば、事故の前後に周辺海域で人間を襲ったサメが目撃されるのですが、今回は目撃されていないのです。そのため、獰猛なアシカによる可能性もあると言われています。

実際はなんであれ、シャークアタックの可能性が否定できないのなら、海水浴客やサーファーなどをリスクに晒すことはできないので、事故の発生した日曜午後~火曜午前まで周辺ビーチは閉鎖となっていたのです。

しかし、そんなタイミングでスウェルが入っていたニューポートビーチ。指をくわえて待っていたサーファーは、ビーチ閉鎖が解かれるとすぐに海に戻ったそうです。

今回の動画で興味深いのは、ロブ・マチャドがいる点。「今日のカリフォルニアでは、一番バレルに入れる場所だね。最高だよ」と、しきりにザ・ウェッジをべた褒めしていますね。

サーフシーンに目を向けると、ピークがポコっとホレ上がる波でバレルを狙うには、「ピークの裏からテイクオフしろ」という意味で「behind the peak」という言葉がよく使われます。

0:28~や0:45~のライディングを見ていると、「behind the peak」の意味がよく分かる映像となっています。