2010年11月2日、32歳の若さで突如としてこの世を去った3×ワールドチャンピオンのアンディ・アイアンズ(Andy Irons)。
あまりに強烈なカリスマ性を放つサーフスターであったため、死後6年近く経つ現在もなお、アンディのキャラクターやサーフスタイルに憧れを抱くサーファーは多いでしょう。
今回の動画は、2017年初旬にリリース予定となっているアンディ・アイアンズのドキュメンタリー作品の予告編がついに公開となったので映像をお届けします。
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アンディのドキュメンタリームービーについては、当ブログでも以前に弟であるブルース・アイアンズの下記過去記事で触れました。
若手時代から才能溢れたブルース・アイアンズのアーカイブ映像特集
今回のドキュメンタリームービーは、ライディングがメインのサーフムービーではなく、アンディ・アイアンズという人間のリアルストーリーをさらけ出す内容になっているとのこと。
大きな特徴は、ブルース・アイアンズ、リンジー・アイアンズ(アンディの妻)、ジョエル・パーキンソン、ネイザン・フレッチャー、サニー・ガルシア、ケリー・スレーターなど、アンディの人生に深く関わった人物へのインタビュー。
同作品についてブルースは以下のようにコメントしています。
作品が公開されれば、心の浮き沈みはあるだろうね。オレにとってはそれだけ繊細なテーマなんだけど、精神面の治癒効果もあるんじゃないかなって思ってる。
もう上辺を飾ることなく、真実をさらけ出すよ。最終的には、キッズサーファーにとってポジティブな影響を与えることができればって願ってる。
同作品の製作を手掛けたのはTGR(Teton Gravity Research)のフィルムメーカーであるスティーヴ・ジョーンズとトッド・ジョーンズ。
アンディ・アイアンズほどのビッグネームのドキュメンタリー作品ではありながら、二人によると同作品は大企業がスポンサーに付いたメジャー作品ではなく、いわゆるインディーズ作品と言います。
その理由は、リアルを追求した作品作りを目指していたので、製作過程でスポンサーの意向などによる影響を受けたくなかったためとのこと。そこで、すでに撮影は完了して編集段階となった現在、クラウドファンディングのキックスターターで資金を募っています。
興味のある方は、キックスターターのページもチェックして見て下さい。
キックスターター「The Untold Story of Andy Irons」
短編予告編
https://youtu.be/lgryxcrOv9w
長編予告編
https://youtu.be/qs2N50Ek01M
アンディの代名詞であった旭日旗をモチーフにしたシグネチャーボードショーツ「ライジングサン」のアップデート版
アンディ・アイアンズに関連する過去記事は、下記リンク先からチェックして下さい。
アイアンズ兄弟がワイメアのエディイベントで見せた歴史に残るショアブレイクチャージ
アンディ・アイアンズ他界から5年 弟ブルースの心境やアンディのボードをテストライド企画など