昨年2015年夏、ウェイブガーデンを使用した商業ウェイブプールとして世界初オープンとなったウェールズ(イギリス)の「サーフ・スノードニア(Surf Snowdonia)」。
2015年8月1日にUKでオープン!ウェイブガーデン導入施設「サーフ・スノードニア」
オープンした昨年はレッドブルによるサーフコンテストが開催され、今年はUK国内プロツアーイベントが10月24日に開催されたことで、ウェイブプールでのサーフコンテスト開催が盛り上がってきています。
ウェイブプールで開催されたサーフイベント2015年度「レッドブル・アンリーシュド」
今回の動画は、先日無事に開催されたサーフ・スノードニアを舞台にしたイベント「Surf Snowdonia Pro Surf Challenge」のハイライト映像をお届けします。
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通常の海でのコンテスト開催とは条件が異なるため、フォーマットが異なるウェイブプールでのイベント。
イギリスのウェイブプール開催の2016年UK国内ツアーイベントのフォーマット発表
同イベントにはイギリスのベストサーファーが出場し、内陸でのサーフイベント開催にも関わらず、実に2,000人以上ものファンが押し寄せる大盛況となったそうです。
イベント結果は以下の通り。
オープン部門
1st: Jobe Harriss Bude
2nd: Jayce Robinson St Ives
ウイメンズ部門
1st: Joe Dennison Surf Snowdonia
2nd: Emily Currie Bude
アンダー18部門
1st: Kit Innes Bude
2nd: Liam Murray Strout Port Issac
会場となったスノードニアですが、昨年は造波装置であるウェイブガーデンの不具合が目立ち、シーズン中に数回に渡る閉鎖を繰り返していました。
ウェイブガーデン故障により来春までの閉鎖を発表したスノードニア
今年は順調に稼働していたのですが、デイリー・ポスト紙によると最後の最後に機械の不具合が発生し、予定よりも早い10月25日に今シーズンは閉鎖となりました。
スノードニアは屋外施設であるため、もともと冬季休業のウェイブプール。当初の予定では、10月30日に閉鎖し、翌シーズンの再オープンは3月予定でした。
しかし、今年は客足が順調に伸びていたので、当初の予定を延長して11月中旬まで営業しようと予定した中での早期閉鎖となっています。