マイノリティではありながら、ワールドツアー入りするヨーロピアンサーファー。しかし、長期に渡ってワールドツアーの座をキープするサーファーは皆無に近いです。
そんなヨーロピアンサーファーの中で最もコンテストサーフィンにおいて成功しているのが、今年でツアー歴10年目を迎えているレユニオン島出身のジェレミー・フローレス「Jeremy Flores」(28歳)。
今回の動画は、現在はフランスを拠点に活動するジェレミー・フローレスが、ホームとしているフランス南西部でフリーサーフする映像をお届けします。
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ジェレミーにとって厳しいシーズンとなった2年前の2014年。WCTランクは過去最低となる33位という結果に終わっています。しかし、WQSランクでツアー残留を決定。
翌2015年はWCTランク8位と返り咲いたものの、今年もまた、現WCTランク33位という現状。WCTでの結果だけを見ると、ほとんどヒートを勝ち上がれていないのですが、不思議なのはWQSランク。
WQSランクは、最も結果が良かった(獲得ポイントが高いという意味)5イベントの合計ポイントでランキングが決まるのですが、4イベントしか出場していない今年のジェレミーの現ランクは8位。
ワールドツアーでは苦戦しながらも、WQSでは確実に結果を残しているのです。そのため、よほどのことがない限り、来シーズンのツアー残留をトリプルクラウンで決めることでしょう。
さて、そんなジェレミーの今秋に撮影されたフランスでのフリーサーフ映像。コンテストでパーフェクト10を出すようなタイプではないかもしれませんが、個人的には大好きなスタイルです。
https://vimeo.com/190809721
ジェレミー・フローレスの過去記事は、下記リンク先から参照して見て下さい。
オフシーズンの冬にジェレミー・フローレスが見せたビーチブレイクセッション@フランス
ジェレミー・フローレスのパワーサーフィンがDバー(オーストラリア)で炸裂@2016
カナリア諸島を訪れたジェレミー・フローレス&フレンチサーファー@2016/1
タヒチでツアーイベント期間中のフリーサーフ@2015年:ジェレミー・フローレス