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年々激しさを増していくビッグウェイブサーフィン。チャージする波のサイズはもちろんのこと、クリティカルセクションにおけるテクニカルな面の向上など、進化のスピードは止まりません。

まさにビッグウェイブサーフィンにおいてエキサイティングな時代を迎えている現在。そんな時代を映像に残そうと、フィルマーのティム・ボニーソンが5年掛けて、ビッグウェイブシーンのドキュメンタリー作品を製作しました。

今回の記事は、ティム・ボニーソンによる作品「The Big Wave Project」の内容や予告編映像をお届けします。


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世界中のビッグウェイブサーファーによるビッグウェイブセッションの撮影をしたり、有名ビッグウェイブサーファーへのインタビューを行うことで形となった今回の作品。

インタビューの一部として、アレックス・グレイは以下のようなセリフを口にしたと言います。

「ビッグウェイブサーフィンの危険レベルは高まる一方。海における山の頂上に辿り着こうとすればするほど、頂上が高くなっていくんだから」。

激化していくビッグウェイブサーフィンですが、ティムが撮影を行っていた過去5年でも様々な変化があります。その一つとして挙げられるのが、今では当たり前となっているマウイ島ジョーズでのパドルインサーフィン。

かつてはジェットスキーに牽引してもらうトウインサーフが一般的でしたが、2012年からサーフィンの原点回帰とばかりにジョーズでのパドルインサーフが主流となっていったのです。これが5年前のことです。

こう考えると、過去5年におけるビッグウェイブシーンの変化は大きいので、今回の作品は近代ビッグウェイブサーフィンの歴史を紐解く内容になっていると言えます。

映像の撮影地は、ジョーズ(マウイ島)、オーストラリア、チョープー(タヒチ)、ナザレ(ポルトガル)など。今回の記事の冒頭の写真は、オーストラリアのザ・ライトです。

出演者は、ジェイミー・ミッチェル、アーロン・ゴールド、マーク・ヒーリー、ライアン・ヒップウッド、グラント”ツイギー”ベイカー、ビリー・ケンパー、ピーター・メル、グレッグ・ノール、故ブロック・リトルなど。

オーストラリアでのプレミア試写会は今年5~6月にかけて行われるというので、リリースはその後の予定。早く本編をチェックしたい作品です!

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