ワールドツアー入りを目指す上で重要となるハイグレードのWQSイベント。その中で、今シーズン一発目となるQS6,000イベント「サーフェスト(Surfest)」が現地時間2月26日に終了しました。
オーストラリアのニューカッスルで開催された同イベントの優勝者は、メンズがヤゴ・ドラ(ブラジル)、ウイメンズがジョアン・デフェイ(レユニオン島)という結果。
今回の記事は、サーフェスト優勝者に関する情報、そしてイベントのハイライト動画をお届けします。
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ゴールドコースト(オーストラリア)で3月14日から開催されるワールドツアー初戦前のWQSイベントとあり、数多くのWCTサーファーも出場したハイレベルな同イベント。
ちなみに、サーフェストという名前は通称であり、正式名はメンズイベントが「Maitland and Port Stephens Toyota Pro」、ウイメンズイベントが「Anditi Women's Pro」です。
風の影響を受けた3~4フィートほどのコンディションで開催された昨日のイベント最終日。メンズのファイルは「ヤゴ・ドラvsジェシー・メンデス」のブラジリアン対決。
ウイメンズのファイナルは「ジョアン・デフェイvsペイジ・ハレブ」と、現役WCTサーファーのジョアンに元WCTサーファーのペイジという組み合わせでした。
メンズは、コンテストシーンにおいてヤゴが期待通りの台頭を果たしたといったイメージではないでしょうか。すでに、スポンサーであるボルコムのサーフムービーでトリを飾った経験も持つヤゴ。
にも関わらず、これまでは「もっとサーフィンが上手くなりたい!」との理由からコンテストに専念していませんでした。おそらく、ワールドチャンプになれるだけのスキルを身に付けてからツアー入りしたかったのでしょう。
そして満を持して、今年はツアー入りを目指してコンテストに本腰を入れ、QS6,000イベント初優勝を果たすことに。今年はヤゴ旋風が吹き荒れる気がします。
ウイメンズにおいてQS6,000イベントは最もグレードが高く、ワールドツアーサーファー以外の優勝者が出ることは滅多になく、今回も現役WCTサーファーのジョアンが優勝。
ちなみに、ジョアンのサーフボードのノーズを見て、日本企業がメインスポンサーに付いてるの!?と思った方もいるのではないでしょうか。
よく見ると日本企業ではないですね(笑)。イギリスのアパレルブランドで、日本のデザインにインスパイアされたとのことで、ロゴに日本語を入れるいるのだとか。
ロゴに入っているブランドとその日本語訳は「Superdry(極度乾燥しなさい)」…。意味も分からず日本語のタトゥーを入れる外国人もいるので、クールに見えるのかもしれないですね。
*イベント詳細に関しては、公式サイトからチェックして下さい。
公式サイト「Maitland and Port Stephens Toyota Pro」
公式サイト「Anditi Women's Pro」