現地時間4月8日(オーストラリア)、西オーストラリアのマーガレットリバーを舞台にしたCT第2戦となる「ドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロ(Drug Aware Margaret River Pro)」が開催。
メイン会場であるマーガレットリバーのメインブレイク(サーファーズポイント)にてウイメンズのみが開催され、セミファイナルからスタートのウイメンズはサリー・フィッツギボンズが優勝を決めました。
今回の記事は、本日のイベントレポートや動画、今後の波予報などをお届けします。
スポンサーリンク
マーギーズプロのレポート
本日は朝から男女共にオンホールド(待機)状態の末、予報通りにウイメンズのみ開催されました。メンズはコンディションが良くなる明日のウェイティングピリオド最終日に開催となります。
スウェルは十分にあったものの、風の影響で波のフェイスが悪かった本日。そんな中、わずかながらのクリーンフェイスを選ぶ見事なライン取りが光ったのがタイラー・ライトで、セミファイナルのヒート1を勝ち上がりました。
*タイラー・ライトの8.40@セミファイナル
2016 World Champ, @tylerGwright defeats @Sageerickson in #DrugAware #MargiesPro Semifinal 1 👉 https://t.co/Qj4O2u8e9T pic.twitter.com/keSjxe41UI
— World Surf League (@wsl) 2017年4月8日
セミファイナルのヒート2は、ツアー初戦優勝のステファニー・ギルモアとサリー。コンディションがトリッキーなことから何本も波に乗るサリーに対し、じっくりグッドウェイブを待ち続けたステフ。
しかし、ステフの作戦は裏目に出て、ミディアムスコアの戦いをサリーが僅差で制することとなりました。
*サリー・フィッツギボンズの5.10@セミファイナル
.@Sally_Fitz eliminates @jeep leader @Steph_gilmore in #DrugAware #MargiesPro Semifinal 2 https://t.co/Qj4O2u8e9T pic.twitter.com/SizfA3g2zC
— World Surf League (@wsl) 2017年4月8日
セミファイナルのヒートを見ているとタイラー優勢と感じましたが、ファイナルになるとタイラーが失速。一方、サリーは7ポイント台を二本揃える安定したライディングを見せ、2015年のフィジーイベント振りに優勝を決めました。
2015年フィジーイベント後のサリーは、ツアーイベントで4度もファイナリストになっていたものの全て準優勝に終わっていたので、今回の優勝は嬉しい結果でしょう。
*サリー・フィッツギボンズの「マーギーズプロ」ハイライト
Congratulations @Sally_Fitz, winner of the 2017 #DrugAware #MargiesPro!! 🏆 #ItTakesATour @WestAustralia @surfing_wa pic.twitter.com/mt0vgyubC2
— World Surf League (@wsl) 2017年4月8日
CT第2戦「ドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロ」を終えて、ウイメンズのトップ10ランキングは以下の通りとなりました。
本日のヒート結果
波予報
ウイメンズは終了しましたが、メンズが残っているマーギーズプロ。ただ、明日はウェイティングピリオド最終日なので、波予報に関係なく開催されます。
なのですがお伝えしておくと、明日午前は東寄りのオフショアが吹き、波のサイズはフェイスで最大15フィート。トリプルオーバーヘッド近いサイズのセットも入るかもしれない最高な予報となっています。
ライトのスラブ(slab:底ボレするバレル)がブレイクするザ・ボックスに会場を移し、バレル勝負の開催となるのか注目ですね。
*イベント詳細については公式サイトからチェック
公式サイト/メンズ「Drug Aware Margaret River Pro」
公式サイト/ウイメンズ「Drug Aware Margaret River Pro」