現地時間4月13日、2014年度ASPワールドツアー第二戦ドラッグ・アウェア・マーガレット・リバー・プロのメンズが終了しました。会場のマーガレット・リバーは、公式サイトによる波のサイズは3~5フィート。

ラウンド5がザ・ボックスで初開催された経緯があり、最終日もザ・ボックスでの開催が期待されましたが、波のコンディションからメイン・ブレイクに戻っての開催となりました。

クオーターファイナルからスタートした本日、決勝進出を果たしたのは、ナット・ヤングとケリー・スレーターを破ったミシェル・ボウレズに、ガブリエル・メディナとビード・ダービッジを破ったジョシュ・カー。パワーサーフィンのミシェルに対し、パワーでは劣るもののエアーを取り入れるジョシュの興味深いヒートとなりました。

風向きはオフショアと、エアーには向かないコンディションとあり、ジョシュには厳しい状況でヒートはスタート。やはりと言うか、ジョシュはビッグターンにエアーといったコンビネーションでハイスコアを狙いますが、着地がなかなかメイクできず。

一方のミシェルは、全力で板を蹴り込むパワーサーフィンで、レールが入りすぎてワイプアウトする事も多かったのですが、今回のジャッジを見ていると、例えば3回トップターンを入れる波で、3回目のターンではワイプアウトしたとしても、前半2回のターンの質だけを見た上でスコアを付けていました。そのため、ミシェルには有利に働き、ワールドツアーイベント初優勝を飾る事となりました。ジャッジ基準の見極めが難しいですね。


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