元CTサーファーであり、現ビッグウェイブサーファーとしてサーフィン界の最前線にいるシェーン・ドリアン「Shane Dorian」(44歳)。
ビッグウェイブサーファーとしてのシェーンのジャンルは、ジェットスキーの力を借りずに自らの力で波に乗るパドルインサーフィン。そのパドルインで、マウイ島ジョーズ(現地名:ピアヒ)ではビッグバレルを追求しています。
今回の動画は、シェーン・ドリアンのサーフボードヒストリーを振り返るボードストーリー映像をお届けします。サーフボードだけでなく、弓矢を使ったハンティングストーリーなど全てが規格外です…。
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初めて手に入れたサーフボードは、父親が以前に乗っていたバルサ材ボード。5歳の時のことで、同ボードを父親が短くカットし、リシェイプしてくれたそうです。
本格的にサーフィンにハマると欲しくなるのがニューボード。たまたま近所のサーフショップにて、トリップでハワイ島を訪れたリッチー・コリンズが置いていったボードがあり、そのボードの長さが4'6"。
子供用などほとんどない時代だったので、毎週ショップに行っては眺めていたら、クリスマスの日に自宅の木の下にそのボードがクリスマスプレゼントとしてあったとか。
その後は大人になってからのストーリー。スレーターデザインズのボードも所有するシェーン。フィジーでケリーに会った時に乗ってみて!とお願いされたとか。ケリーとしては、フィードバックが欲しかったのでしょう。ちなみに、小波で調子が良いそうです。
続いては、チョープー用トウインボード。今でこそシェーンはパドルインのみなので、本人も残っているとは思わなかったボード。昔はチョープーでのトウインサーフィンにフォーカスしていて、テイラー・スティール監督作でのとんでもないビッグバレル映像は今も記憶に残ってるサーファーもいるのではないでしょうか。
それからストーリーは、シェーンの趣味であるボウ(弓矢)ハンティングに脱線し、この話がヤバいです。数か月前にユタ州へとハンティングトリップに出掛けたシェーン。
その際に仕留めたヘラジカの体重がおよそ900ポンド(約400キロ)。そのヘラジカを捌き、採れた肉がおよそ375ポンド(約170キロ)。とんでもないスケールです…。
後半は、現代におけるハイパフォーマンスビッグウェイブサーフィンの聖地であるマウイ島ジョーズ用のサーフボードやリーシュコードなどのストーリー。
この辺りのストーリーは、すでに過去記事でお届けしているので下記リンク先からどうぞ。
ちなみに、ジョーズ用サーフボードで最も短いボードの長さは9'6"。昨年のWSLビッグウェイブアワードで「Billabong Ride of the Year」を制したライディングで使用していたのが、この9'6"とのことです。
ボードが短いということで、バレル内でのライン取りの微調整がやりやすいという一般サーファーには理解不能なコメントをしています。長さがすでにショートボードじゃないし…。