昨年ワールドチャンピオンとなったジョンジョン・フローレンスに刺激を受け、今年は本気でワールドタイトルを狙いに行くと宣言した11×ワールドチャンピオンのケリー・スレーター「Kelly Slater」(45歳)。
そんなケリーの今シーズンのコンテストシーンを追ったドキュメンタリーシリーズ「Continuance」がスタート。ジョンジョンの「Twelve」を彷彿させますね。
今回の動画は、ケリー・スレーターのプライベートまで存分にカバーしたシリーズ作品「Continuance」パート1の映像をお届けします。
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コンテストシーンにおけるケリーのドキュメントムービーと言えば、セミリタイア後に再びワールドチャンピオンに輝くまでの2005年シーズンを追ったサーフムービー「Letting Go」を思い出してしまいます。
当時は市販のサーフムービーでしたが、時代は流れ、リアルタイムに近いスピードで今回はネット配信。素晴らしい時代になりましたね。
今回の動画では、コンテストのみならず、ワールドツアー初戦会場となったゴールドコースト(オーストラリア)でのプライベートなシーンも存分にカバーした内容となっています。
ゴールドコーストにあるケリーの自宅、父親をガンで亡くした際に支えになってくれた当時のチームライダーであったルーク・ムンロの家族との交流。
実の娘テイラー(96年生まれなので20歳or21歳)とガールフレンドのカラニ・ミラーと訪れたカランビン・ワイルドライフ・サンクチュアリー等々。
コンテスト前であっても会場で練習に励むのではなく、グッドウェイブでのフリーサーフを選ぶのはケリーらしいです。
あまりにも内容が豊富で記載はそこそこになってしまいましたが、間違いなく必見動画です。ケリーがワールドタイトル獲得に至れば、シリーズ動画としては最高の終わり方になるので、ここで現在のランキングをチェック。
ご覧の通り、ケリーの現ランキングは13位。これじゃワールドタイトルは厳しいでしょと思う方もいると思いますが、ワールドツアーは短期戦ではなく長期戦。
昨年タイトルを獲得したジョンジョンは、圧倒的なポイント差で最終イベントであるハワイ戦の結果を待たずして、ポルトガルでタイトルを決めました。そんなジョンジョンの昨年の各イベント結果は以下の通り。
面白いことに、昨年のジョンジョンと今年のケリーは、オーストラリアンレグの3イベントの結果が全く同じです。もちろん、最初から好成績ならば有利なのは言うまでもないのですが、まだまだ十分に挽回のチャンスはあるので、今後のケリーに期待したいですね。