フランスのビアリッツを舞台とし、5月20~28日にウェイティングピリオドが設定されているISA(International Surfing Association)ワールドサーフィンゲーム。
同イベントは2020年東京五輪を見据え、ワールドツアーサーファーも出場する内容となっているので、ワールドツアーイベント同様、注目度の高いサーフィンコンテストとなっています。
今回の記事は、ISAワールドサーフィンゲーム開催間近となり、同イベント向けに公開されたアプリの内容、そしてイベント参加となるCTサーファー情報などをお伝えします。
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どれだけ素晴らしいサーフィンコンテストを開催しようとも、ユーザーフレンドリーかつ手軽にアクセスできるコンテンツでなければ、ポテンシャルオーディエンスを逃すことになります。
そこで、ISAが発表したのが5月20日からスタートとなるイベント専用に製作したモバイルアプリ。iOSとAndroidの両方に対応しています。
コンテンツ内容は、ライブ中継、最新ニュース、ヒート結果、写真、ビデオなどを網羅。
今回のISAワールドサーフィンゲームは、オリンピックに向けての第一歩と言えるサーフィンコンテスト。今後も、東京五輪におけるサーフィンのオリンピック競技デビューに向けてデジタル戦略を強化していくということです。
先日お伝えしたオリンピックチャンネルとの提携に加え、オーディエンスの利便性向上に力を入れていることが分かりますね。
さて、サーファーとして最も気になるのは出場者ではないでしょうか。現時点でイベントサイトをチェックして見ると、意外なことにオーストラリアとアメリカ代表チームには、一人もワールドツアーサーファーが含まれていません。
出場予定の現役ワールドツアーサーファーは以下の通り。
・ジェレミー・フローレス(フランス)
・ジョアン・ドゥル(フランス)
・ジョアン・デフェイ(フランス)
・ポーリン・アド(フランス)
・ウィゴリー・ダンタス(ブラジル)
・イアン・ゴーベイア(ブラジル)
思ったよりも少ないというのが個人的な印象です。これまで、ISAイベントにワールドツアーサーファーの出場はなかったので、ワールドツアーサーファーだから簡単に選出するわけにはいかないなど、裏事情もあるのかと思いますが。
興味深かった点は、中国チームのサポーターとしてピーター・タウネンドが名前を連ねています。ピーターは1976年ワールドチャンピオンで、アメリカで長きに渡りコーチを務めたりとサーフィン界のアイコン。
そのピーターを中国がナショナルチームに迎え入れたということは、サーフィンに力を入れてくるということが分かります。中国にウェイブプールを作ってしまうかもしれませんね。
イベント自体は今週土曜からスタートとなるので、アプリをダウンロードしてチェックして見てはいかがでしょうか。
iOSアプリ「WorldSurfGames」
Androidアプリ「WorldSurfGames」
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参照記事:「ORGANIZERS LAUNCH INNOVATIVE MOBILE APP AHEAD OF 2017 ISA WORLD SURFING GAMES IN BIARRITZ, FRANCE」