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Photo: WSL

3年後の2020年東京五輪ではオリンピック競技として開催されるサーフィン。今後は自然とメディア露出が増えていくことが考えられます。

そんな最中、IOC(国際オリンピック委員会)承認団体であるISA(国際サーフィン連盟)が、IOCが運営するオリンピックチャンネルとコンテンツの協力協定を結んだと発表されました。

今回の記事は、ISAとオリンピックチャンネルによる協定の内容や影響などに関する内容をお届けします。


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あまり聞き馴染みのないと思われるオリンピックチャンネル。オリンピックチャンネルとは、創設メンバーとしてパートナー契約を締結したブリジストン社によると以下の通り。

オリンピックチャンネルは、オリンピックムーブメントやスポーツの力を、年間を通じて伝えていくデジタルプラットフォームとして、2016 年8月21日のリオ2016 オリンピック競技大会閉会式後にスタートします。

簡単に説明すると、昨年8月に新設されたばかりのオリンピックチャンネルとは、オリンピック競技となっているスポーツをフィーチャーしたコンテンツを提供しているサイトです。

では、ISAのコンテンツとは!?サーフィン団体なので、コンテンツはもちろんサーフィンコンテスト。具体的には、5月にフランスで開催されるISAイベントが、オリンピックチャンネルでもライブ配信されるそうです。

これまでもISAイベントはライブ配信されていましたが、視聴者はISAサイトを自ら訪れるサーフィン好きな方に限定されていたはずです。

しかし、オリンピックチャンネルでもライブ配信されることで、オリンピックやスポーツファンなど、サーファー以外の方の目に触れることになり、ファンの増大を狙っていると思います。

ちなみに、フェイスブックのフォロワー数をチェックして見ると、ISAが8万人台であるのに対し、オリンピックチャンネルは230万人台。

明らかに規模が違うので、コンテストサーフィンを多くの人に見てもらう機会が格段に増える可能性を秘めています。

まだまだサーフィンがオリンピック競技となった実感はあまりなかったのですが、こういったニュースを見ると少しづつ実感が湧いてきますね。

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参照記事:「Olympic Channel and International Surfing Association (ISA) Sign Partnership in Advance of 2017 ISA World Surfing Games

公式サイト:「Olympic Channel