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ジャック・ロビンソン via Surfing Western Australia's facebook

現地時間2018年4月13日(オーストラリア)、マーガレットリバーのメインブレイク(サーファーズポイント)をメイン会場としたメンズCT第3戦「マーガレット・リバー・プロ(Margaret River Pro)」がスタート。

初日の本日はバックアップ会場のノースポイントでメンズのみ開催となり、ラウンド1ヒート7まで終了しました。

今回の記事は、マーギーズプロのイベントレポート、動画、波予報などといったニュースをお届けします。


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マーガレット・リバー・プロ(Margaret River Pro)

今イベントはウォームアップセッション中にカイオ・イベリが足を負傷して直前の欠場となり、困ったのが誰をインジュリーリプレイスメントとして出場させるのか。

トライアルイベントで優勝と準優勝の二名が出場権を得ているので、3位のローカルサーファーを繰り上げにするのが妥当ですが、3位は同率でジャック・ロビンソンとジェローム・フォレストの2名のためです。

そこで本戦のラウンド1スタート前にジャックとジェロームのサーフオフヒートが開催され、ヒートに勝利したジャック・ロビンソンの出場が急遽決まってのスタートとなりました。

ちなみに、ジャックは17歳だった2015年のパイプマスターズのトライアルイベントで優勝を果たした経験を持っています。

サーフオフヒートのハイライト動画

本戦に話を戻すと、本日のイベント会場はギャラリーの期待に応えるようビッグスウェルが入ったため、ロングバレルのノースポイントで開催。

ただし、昨年のノースポイント開催と同じく、セット間がコンスタントではなかったので午後まで待機状態となってからのスタート。

風の影響も入り、サーフムービーで見るノースポイントのようなパーフェクションではなかったので、ワールドベストサーファーをもってしてもワイプアウトが目立ちました。

ですが、数少ないチャンスを掴んでバレルをメイクしてくるサーファーを見ていると非常にエキサイトさせられる展開が繰り広げられることに。

基本的にはロースコアが目立つ中、1ヒートに一回くらいはハイスコアが出て、ヒート1で見せてくれたのは8.00をマークしたキアヌ・アシン。

キアヌ・アシンの8.00

ラウンド2でハイスコアを出し、1位通過で足早にラウンド3進出を決めたのはジョーディ・スミス。

ジョーディ・スミスの7.67

ヒート3では急遽出場が決まったローカルのジャック・ロビンソンが、本日のシングルハイエストスコアとなる8.27を叩き出し、トップシードのオーウェン・ライトを破る番狂わせを起こしました。

バレルメインのラウンドが続けば、ジャックが台風の目となる可能性があり、今後のラウンドからも目が離せない存在ですね。

ジャック・ロビンソンの8.27

その後は、ジョンジョン・フローレンス、ガブリエル・メディナ、ジュリアン・ウィルソンといったトップシードが手堅く1位通過を決めることに。

ジョンジョン・フローレンスの7.77

ガブリエル・メディナの7.33

ジュリアン・ウィルソンの7.33

本日最終ヒートとなったヒート7は風の影響を受け非常に厳しいコンディションとなり、トータルスコア6.14(20ポイント満点)でフィリペ・トレドが勝ち上がるというロースコアヒートで今日は幕を閉じました。

本日の結果と今後のヒート表

ハイライト動画

波予報

今後の波予報ですが、本日入ったビッグスウェルはピークに達したものの、明日も午前は最大セットで20フィートほどとサイズを落とさずに風はオフショアの予報。

ということは、明日の午前中はノースポイントがエピックコンディションになる可能性が高いので見逃せません。しかも、オープニングヒートには五十嵐カノアが出場しますし。

明日もノースポイント開催となれば、ウイメンズには厳しいコンディションなので、サイドショアに風が変わる予報の午後もコンディションがもってくれればメンズのラウンド2に突入するかもしれません。

まとめ

日本と西オーストラリアの時差は1時間で、日本の方が1時間進んでいます。イベント開催時刻が現地時間の午前7時の場合、日本時間は午前8時となります。

公式サイト(メンズ)「Margaret River Pro

公式サイト(ウイメンズ)「Margaret River Pro

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