ブラジルイベントではローカルトライアルを勝ち上がりワイルドカード出場を果たし、本戦では3位の成績を残したヤゴ・ドラ「Yago Dora」(21歳)。
現在はQSサーファーでありながら、ブラジルイベントの活躍を評価したWSLが、フィジーイベントにもワイルドカード出場のチャンスを与えましたね。
今回の動画は、ヤゴ・ドラがサーフィン界で名前を轟かすきっかけとなったサーフムービー「Psychic Migrations」での映像をお届けします。
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当ブログではヤゴのフリーサーフィン映像を度々紹介していますが、インターナショナルなサーフシーンでヤゴが脚光を浴びるようになったのは、ヤゴのメインスポンサーであるボルコムのサーフムービー「Psychic Migrations」のリリースがきっかけ。
同作品がリリースされたのは2015年のことで、当時はすでにガブリエル・メディナがブラジリアン初のワールドチャンピオンに輝いていました。
ですが、やはりサーフィン界におけるメインは、オーストラリア、ハワイ、アメリカ本土のサーファーばかり。ブラジリアンがコンテストでは台頭していたものの、フリーサーフィンの世界ではなかなかスポットライトが当たりづらい環境でした。
そんな中、「Psychic Migrations」でヤゴがラストパートを飾ることに。これはとてつもない快挙であり、2016年にWSLがヤゴに行ったインタビューにおいて、ヤゴ本人も「これまでで一番の成功」と口にしています。
フリーサーフィンの世界でトップレベルに躍り出て、今度はワールドチャンピオン目指してコンテストシーンにフォーカスをシフトしてきたヤゴ。
ブラジルイベントのインタビューにて、QSイベントは勝つためのコンテストサーフィンをするけど、ワールドツアー入りしたらフリーサーフィンで攻めるとコメントしていました。
ギャラリーとしては、抑えたサーフィンよりも攻めるサーフィンの方が見ていて楽しいので、ワールドツアー入りを期待してしまうサーファーの一人ではないでしょうか。